ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com インタビュー PCゲーム モバイル・アプリ 松野泰己氏がタクティクスRPGの魅力と真髄を語る。『タクティクスオウガ』の精神は脈々と生き続ける【鈴蘭の剣・特別対談】
本書は『土偶を読む』を丁寧に検証しながら、竹倉氏の自由な「発想」は批判されるものではないが、「検証」があまりに杜撰で、学問的には説として到底認められるようなものではないと結論づける。さらに、竹倉氏の本が、世に受け入れられていった経緯についても検証を重ねていく。 専門知識はあれど一般社会と乖離しがちな学術の世界。専門知識はなくとも影響力を持つ「識者」という存在。わかりやすい物語を欲するメディアと読者……。これらの交わり方によって、事実はときに大きく歪む。〈『土偶を読む』ブーム〉を超えて、我々は「複雑な知」とどう向き合うべきなのか──。望月氏に話を聞いた。 発想は批判されるものではないが、検証が杜撰だった ──『土偶を読む』刊行直後から、望月さんは、竹倉さんの説に疑義を呈していらっしゃいました。従来、土偶は、人間、主に女性をかたどったものだとされてきました。しかし『土偶を読む』で竹倉さんは、土
老若男女問わず支持されている『桃太郎電鉄』。その最新作『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』の発売日が2023年11月16日に決定した。 「『桃鉄』の世界版があればおもしろそう」というアイデアがついに実現。ももたろ社長たちが日本を飛び出して世界中を飛び回る、ワールドワイドな競争が楽しめる。 遊ぶだけで日本の地理が覚えられると言われ“教育版”まで作られた本シリーズが、いよいよ世界をテーマに据えた。 シリーズの生みの親であるさくまあきら氏を始め、本作で監督/ゲームデザインを務める桝田省治氏と岡村憲明シニアプロデューサーにインタビューを実施。従来の『桃鉄』との違いを意識し、チャレンジングな要素も多数取り入れたという最新作の開発裏話をたっぷり語ってもらった。
「子どもが街から消えた」 その爆発的ヒットがこんな表現で例えられたのが、1983年に任天堂が発売した家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」、通称「ファミコン」だ。 日本のゲーム産業に大きな影響を与えたこのゲーム機が、世に出てことしで40年。会社はこれから、どのように、どんなゲームを送り出そうとしているのだろうか。そのヒントを探るべく、古川俊太郎社長に話を聞いた。 8月1日から31日まで大阪府阪南市で開かれているレトロゲームの展示会。 過去に販売されたおよそ500種類のゲームやその関連商品が展示されている。 中でも入り口の一番目立つ場所に置かれているのが、「ファミリーコンピュータ」、いわゆる「ファミコン」だ。
『パラノマサイト』ネタバレ全開インタビュー後編。どのエンディングでも黒幕の目的は達成されていた!? 文 まさん 公開日時 2023年08月05日(土) 21:00 古今東西のミステリー・サスペンス・ホラー系コンテンツを幅広く紹介するコーナー“まり蔵探偵事務所(まり探)”。 今回は、スクウェア・エニックスの群像ホラーミステリーADV『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』の開発者インタビューを2回にわたってお届けします。 本作は昭和後期の墨田区を舞台に、呪いの力を得た9人の男女が“蘇りの秘術”をめぐって呪い合い、巨大な事件の真相に迫る群像ホラーミステリーADVです。 発売以降、各ダウンロードサイトで高評価。口コミでも人気が広がり続けている本作のシナリオを手がけた石山貴也氏、プロデューサーの奥州一馬氏、そして魅力的なキャラクターデザインを描いた小林元氏にインタビューを行いました。 後編で
『パラノマサイト』ネタバレ全開インタビュー前編。開発も意外だった並垣人気、口ひげがあった初期の津詰警部など開発秘話も 文 まさん 公開日時 2023年08月04日(金) 21:00 最終更新 2023年08月06日(日) 20:23 古今東西のミステリー・サスペンス・ホラー系コンテンツを幅広く紹介するコーナー“まり蔵探偵事務所(まり探)”。 今回は、スクウェア・エニックスの群像ホラーミステリーADV『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』の開発者インタビューを2回にわたってお届けします。 本作は昭和後期の墨田区を舞台に、呪いの力を得た9人の男女が“蘇りの秘術”をめぐって呪い合い、巨大な事件の真相に迫る群像ホラーミステリーADVです。 発売以降、各ダウンロードサイトで高評価。口コミでも人気が広がり続けている本作のシナリオを手がけた石山貴也氏、プロデューサーの奥州一馬氏、そして魅力的なキ
小林氏: ありがとうございます(笑)。少し時間はかかりましたけどね。 自社パブリッシュだったので「海外にパッケージ版を流通させる」のは難しい体験でした。いろいろな勉強になりましたね。海外版はアメリカのLimited Run Gamesさんと提携して出したんですが、国内版はほぼすべて自社パブリッシュで、流通だけお任せするという感じでした。 ──地域的な内訳はどのような感じだったんでしょうか。 小林氏: 30万本くらいが国内で、それ以外が海外。一番売れたのは北米です。順位的に言えば北米・中国・日本がTOP3になりますね。デザイン的には日本っぽいので、アジア圏はともかく、北米は少し意外な感じはしました。 ──パッケージ版とダウンロード版の売り上げの割合みたいなものってどうでしたか。 小林氏: 約90%くらいがダウンロード版です。ダウンロード版が先行していて、パッケージ版が後からだったというのもあ
近年のビデオゲームの進化はめざましい。技術の発達で、現実と見まがうようなリアルなグラフィックのゲームがいくつもつくられ、またオンラインを介して国籍や言葉を超えた多様なプレイヤーが仮想世界の冒険や戦いや出会いを楽しんでいる。 しかしそれと並行して、じつは進化し続けているのがユーザーのアクセシビリティ。障がいなどがある人でもゲームを楽しめる工夫の進化だ。その最前線を突き進んでいるのが人気格闘ゲームの最新作『ストリートファイター6』だ。同作では、eスポーツを介した障がい者の就労支援を行なう株式会社ePARAと共同し、対戦相手との距離やお互いのコンディションをサウンドで把握する工夫などが随所に盛り込まれている。 今回、同作を制作したカプコンからディレクターの中山貴之、サウンドチームの渥美格之進、小池義規、ePARAから代表取締役の加藤大貴、ブラインドeスポーツプレイヤーのNAOYA、今回の共同プロ
いまから20年前にひとつの画期的なゲームが発売された。 日本の風土に根ざした恐怖を題材とする和製ホラー。怪異に巻き込まれた人々が複雑に描かれる群像劇。他人の視界を盗み見る視界ジャックシステム。実在する役者を起用したキャラクター。現実と地続きになっているさまざまな仕掛け。そのどこを切り取っても独自性が高く、明らかに異彩を放っていた。 さらに、発売前後に放映されたテレビCMは「子どもが怖がる」などの理由により放映中止になったことでも知られている。しかしながら逆にそれが話題となり、売上を伸ばしたという逸話もある。 そのゲームのタイトルは『SIREN』。2003年にプレイステーション2用ソフトとして発売された『SIREN』は、今年の11月6日に20周年を迎える。 『SIREN』の特筆すべき点は、発売から20年が経過した現在でも、夏になると “異界入り” というワードがSNSを中心に話題となるところ
[CJ2023]中国市場でのPlayStationビジネスと「原神」の大きな影響を,SIE上海代表に聞いた 編集部:御月亜希 中国・上海で2023年7月28日から31日まで開催されているゲームイベント「ChinaJoy 2023」にて,Sony Interactive Entertainment Shanghai(以下,SIE上海)のChairman&Presidentである,江口达雄氏にインタビューする機会を得た。SIE上海を率いる江口氏に,中国市場でのPlayStationビジネスについて聞いたところ,「原神」の影響の大きさなど,興味深い話をしていただけた。 ChinaJoy 2023公式サイト 4Gamer: 本日は中国市場でのPlayStationビジネスについて,お話をうかがえればと思います。まずは自己紹介をお願いします。 江口达雄氏: SIE上海代表の江口です。ここに来る前は台
さて、ここからは、『ピクミン4』の開発メンバーの皆さんにお話を伺っていきたいと思います。まずは今作での皆さんの役割をお伺いできますか。 僕は『ピクミン』~『ピクミン3』から引き続き参加していますが 『ピクミン4』での肩書は、 チーフディレクター兼プログラミングディレクターです。 方向性の決定や、ゲームデザイン・レベルデザイン全般、 それからゲームシステムのベースのプログラム設計などを担当しました。 レストランでいう総料理長みたいなもんですね。 プランニングディレクターの平向(ひらむき)です。 レベルデザイン全般と、原生生物の仕様、 それからカットシーンやスクリプトなど ストーリー周りを担当しました。 実はシリーズにはずっと関わっていて、 1作目ではコントローラーの振動のプログラムをつくっていて 2作目は地下洞窟のレベルデザイン、 3作目からは今作と大体同じような感じで関わっています。
1984年岐阜県生まれ。変な設定や工作を用意して、その中でみんなでふざけてもらえるような遊びを日々考えています。嫁が世界一周旅行中。 前の記事:掛川城で戦国武士のすごさを思い知る ~しらべ旅~ > 個人サイト 平日と休日のあいだ 嫁が世界一周旅行中の旦那 清流の里でお金の話を聞く やって来たのは長野県の南西部にある南木曽(なぎそ)町。 ジブリの映画『もののけ姫』を実写化するなら舞台はここだと思うほど、見わたすかぎり山にかこまれている。 今回ご協力いただいたのは、そんな山あいの町にある志水木材産業さん。 創業は昭和19年。もともとは丸太から材木を切り出す仕事をやっていて、40年ほど前からその端材の活用として桶づくりを始めたのだそうだ。 そんな志水木材の3代目となる、志水弘樹社長にお話をうかがった。 お仕事を物語る背景 最近あったニュースを聞いたらご自宅の庭にカモシカが出たと言っていた。 志水
任天堂のモノづくりに対する考えやこだわりを、 開発者みずからの言葉でお伝えする 「開発者に訊きました」の第10回として、 7月21日(金)に発売となる『ピクミン4』の お話を伺っていきたいと思います。 ただ、今日は『ピクミン4』の開発メンバーの皆さんに加え、 特別に初代『ピクミン』の開発メンバーの皆さんにも お集まりいただきました。 まずは「ピクミン」シリーズの始まりについて お話を訊いていきたいのですが、 このシリーズが始まったきっかけは 宮本さんが言い出したところから始まっているのでしょうか。
チームワークが支えた10年間 ――架け橋ゲームズが設立10周年ということでおめでとうございます! まずは、10周年を迎えての率直な感想を聞かせてください。 ザック架け橋ゲームズは、2013年にパートナーの矢澤竜太さんと設立したのですが、そのときはそこまで明確なビジネスプランを持たずにスタートさせたので、こうやって10周年を記念するインタビューをファミ通さんからご提案してもらって、この場に座っていることが信じられないです(笑)。 設立当初は、まわりの人たちから「そんなのムリだよ」とか「すごく無謀なことをしている」、「スマートで賢いビジネスの始めかたではない」ということを言われたのですが、実際にがむしゃらに仕事をしてきて、いまこの状況をみてみると、自分たちがやってきたことは間違ったことではなかったということを実感します。これまで10年間にわたって、300以上のタイトルをサポートさせていただいた
スタジオジブリの宮崎駿監督10年ぶりの新作、「君たちはどう生きるか」 7月14日の公開前に明かされている情報は、映画のタイトルとポスター1枚だけです。 予告編の公開も声優の発表もしないという“異例の宣伝方針”の理由とは? 映画のプロデューサーを務める鈴木敏夫さんに、そのねらいと公開までの道のりを単独インタビューで聞きました。 (科学文化部 記者 加川直央) “「ナウシカ2」じゃない?”って(笑) そして、ドイツのベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞を受賞した「千と千尋の神隠し」など、数々の長編アニメーション映画のヒット作を生み出してきた「スタジオジブリ」 世界が待ち望むとも言われる新作「君たちはどう生きるか」は、現在82歳の宮崎駿監督が手がけ、関心を集めているにもかかわらず「映画の内容を事前に一切明かさない」という、これまでにない方針が掲げられています。 プロデューサーを務める鈴木敏夫さんの
GameWithに,4Gamerが攻略wikiの話を聞いた。だって「ぇぇ!? あいつと私が今日から一つ屋根の下で同棲生活ぅ!?」なの…… 編集部:楽器 カメラマン:永山 亘 12→ ゲーム攻略情報サイト「GameWith(ゲームウィズ)」。 ゲームに関してネットで調べようとしたとき,まずトップ寄りに出てきて,我々にさまざまな知見を与えてくれる通称“企業攻略サイト”であり,4Gamerからすれば競合サイトである……が。 なんの縁か,ゲームサイトとしてのGameWithと4Gamerの関係性は気付けば,「ぇぇ!? あいつと私が今日から一つ屋根の下で同棲生活ぅ!?」といった少女漫画の第1話ラストみたいな状況になっていた(※)。 ※参考記事。当時2022年6月24日,(4Gamer運営会社の親会社でもある)デジタルハーツホールディングスと,レビュー・攻略サイト「GameWith」を運営するGame
[インタビュー]グランツーリスモは,どこまで現実に近づいたのか。リアルとバーチャルの“二刀流”ドライバー,イゴール・大村・フラガ選手に聞く 編集部:荒井陽介 カメラマン:愛甲武司 リアルドライビングシミュレータのグランツーリスモシリーズは,1997年の第1作発売から25年以上もの間,車やレースのリアルさを追求し続けてきた。 最新作「グランツーリスモ7」(PS5 / PS4)のグラフィックスは,もはや現実と見分けがつかないところまで来ているが,車の挙動という点では,どれだけ現実に近づいているのだろうか? フラガ選手がSUPER GTで乗る「ANEST IWATA Racing RC F GT3」を再現した「グランツーリスモ7」のスクリーンショット それにはグランツーリスモのプレイに加え,実車でその性能を限界まで引き出して走った経験がある人の証言が必要になるだろう。 そこで4Gamerでは,「
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