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sfと本に関するkirakkingのブックマーク (51)

  • 幻の「サンリオSF文庫」、国立国会図書館デジタルコレクションで無料公開中【やじうまWatch】

    幻の「サンリオSF文庫」、国立国会図書館デジタルコレクションで無料公開中【やじうまWatch】
    kirakking
    kirakking 2024/05/02
    古い海外SFを探しているときに必ずと言って良いほどにぶち当たる「国内版サンリオSF文庫に収録」問題。こんな形で解決できるようになるとは。
  • 『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』という本を刊行します。 - 基本読書

    「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 作者:冬木 糸一ダイヤモンド社Amazonこのブログ「基読書」を書いている冬木糸一です。3月1日に、『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』というをダイヤモンド社から刊行することになったので、その告知文を下記につらつらと書いていきます。このブログの読者にはまず楽しんでもらえる内容なので、ぜひ告知分だけでも読んでいってください。 の外観。440ページ超えなのでけっこう分厚い SF超入門とは何なのか 「SF超入門」と銘打っているわけなので、当然SFに入門するためのになる。歴史や作家など入門といっても無数の入り口があるわけだけれども、今回はいわゆるSF小説のガイド的な内容になっている。ただ、「SF初心者はこれを読め!」といって初心者向けを語る、ガイド記事を拡張した内容とは異なるアプローチでを選んでいる。 たとえば

    『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』という本を刊行します。 - 基本読書
    kirakking
    kirakking 2023/02/19
    現代とリンクする分、時代性が高い作品(書評)になっていそう。
  • 歴史上の偉大な作家らが高等知的生命体によって蘇り、創作の、読むことの本質に迫る、第10回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作──『標本作家』 - 基本読書

    作家 作者:小川 楽喜早川書房Amazonこの『標作家』は、ハヤカワSFコンテスト、その第10回目の大賞受賞作である。著者の小川楽喜は元グループSNE所属で既刊も存在する作家だが、今回は新人賞であるSFコンテストに作品を応募し、一次選考からはじめて見事受賞まで至っている。 SFコンテスト受賞作としては珍しい単行形式での出版であり、期待値はもとから高かったが、読んでみればこれは確かに単行で出したいよなあ! と思わせてくれる創作と読むことについての重厚な小説であった。優れた幻想/終末SFであり、虚構に耽溺することで現実と虚構の情景が入り混じっていく、そんな感覚が見事に表現された作品だ。ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作の歴史の中でもまた異なるタイプの作品で、好みは分かれるだろうが、かなりおもしろかった。 あらすじや世界観など 物語の舞台は西暦80万年のはるかな未来。玲伎種(れいきしゅ)

    歴史上の偉大な作家らが高等知的生命体によって蘇り、創作の、読むことの本質に迫る、第10回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作──『標本作家』 - 基本読書
  • SF翻訳、その現在地と10年後の未来|Hayakawa Books & Magazines(β)

    SFマガジン8月号に掲載された、翻訳家の古沢嘉通さんによるSF翻訳業界の現在と未来をめぐるエッセイをウェブ公開いたします。 SFマガジン2022年8月号—―― 「この6年間に、若い新人SF翻訳者はほとんど登場してないのである。(中略)いちばん最近、大量の新人翻訳者がSF界に供給された例は、創元SF文庫のマリオン・ジマー・ブラッドリイ《ダーコーヴァ年代記》シリーズ。このときプロデビュー(SF翻訳デビュー)した訳者陣──古沢嘉通、内田昌之、中原尚哉、細美遙子(幹遙子)、嶋田洋一、浅井修、中村融、大森望、赤尾秀子など──は、だいたい1960年前後の生まれだから、訳書刊行時の年齢は、平均して27歳~28歳ぐらい(推定)。それから10年近くたち、ダーコーヴァ組が(と括るのもなんだか違う気がするが)ぼちぼち30代後半にさしかかってるというのに、SF翻訳ではいまだに、この世代がいちばんの若手」(『新編S

    SF翻訳、その現在地と10年後の未来|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • ヒューゴー&ローカス賞受賞の、対話が可能なのかすらもわからぬ相手との決死の外交を描く宇宙・ファーストコンタクトSF──『平和という名の廃墟』 - 基本読書

    平和という名の廃墟 上 帝国という名の記憶 (ハヤカワ文庫SF) 作者:アーカディ マーティーン早川書房Amazonこの『平和という名の廃墟』は、前作『帝国という名の記憶』で長篇デビュー作ながらもヒューゴー賞を受賞したアーカディ・マーティンの第二作にして二部作の後篇となる。前作は書名に「帝国」と入っているように、宇宙をまたにかける銀河帝国と、その宮廷で繰り広げられる皇帝の跡継ぎ問題なども関わってくる陰謀劇を中心に描き出す、いわばスペース・ポリティカル・サスペンスとでもいう作品であった。 著者は大学でビザンツ帝国史の博士号を取得し、別の大学で都市計画の修士をとるなど専門的背景のある人物だが、まさにそうした専門性や知識を活かして、前作では宇宙帝国とその在り様を生き生きと、美しく描き出していた。宇宙帝国ならではの特殊な文化・概念の書き込み、帝国とそれが実質的に植民地支配した周辺諸国との微妙な力関

    ヒューゴー&ローカス賞受賞の、対話が可能なのかすらもわからぬ相手との決死の外交を描く宇宙・ファーストコンタクトSF──『平和という名の廃墟』 - 基本読書
  • 造語「メタヴァース」を生み出し、数々の起業家の世界観に影響を与えた伝説のSFがついに復刊!──『スノウ・クラッシュ』 - 基本読書

    スノウ・クラッシュ〔新版〕 上 (ハヤカワ文庫SF) 作者:ニール スティーヴンスン早川書房Amazonこの数年メタヴァース=仮想現実が盛り上がっている。Facebookが社名を「Meta」に変更し、OculusQuestやVRchatが普及し、フォートナイトでのライブ・生活体験が当たり前になり、仮想空間上での会議や共同作業など、実生活でもメタヴァース関連の話題が上がることが増えてきた。その背景には新型コロナの蔓延によって対面での接触機会が減少したり、技術が発展したことで機材が安価になり、仮想空間の描画力が増し、できることが増えてきたからなど複数の理由が絡んでいるのだろう。 森博嗣『すべてがFになる』の中で、天才科学者真賀田四季は、西之園萌絵に『博士……。博士のご研究の一つ、仮想現実の技術は、どんな役に立つのでしょう?』と聞かれ『「当に話が飛びますね。仮想現実は、いずれただの現実になりま

    造語「メタヴァース」を生み出し、数々の起業家の世界観に影響を与えた伝説のSFがついに復刊!──『スノウ・クラッシュ』 - 基本読書
    kirakking
    kirakking 2022/01/28
    スノウ・クラッシュだ。
  • 【10/8グッズ取り扱い店更新】〈スタニスワフ・レム・コレクション〉第Ⅱ期刊行開始!|特集|国書刊行会

    1921 年、旧ポーランド領ルヴフ(現在ウクライナ領リヴィウ)に生まれる。クラクフのヤギェロン大学で医学を学び、在学中から雑誌に詩や小説を発表し始める。地球外生命体とのコンタクトを描いた三大長篇『エデン』『ソラリス』『インヴィンシブル』のほか、『金星応答なし』『泰平ヨンの航星日記』『宇宙創世記ロボットの旅』など、多くのSF 作品を発表し、SF 作家として高い評価を得る。同時に、サイバネティックスをテーマとした『対話』や、人類の科学技術の未来を論じた『技術大全』、自然科学の理論を適用した経験論的文学論『偶然の哲学』といった理論的大著を発表し、70 年には現代SF の全2 冊の研究書『SF と未来学』を完成。70 年代以降は『完全な真空』『虚数』『挑発』といったメタフィクショナルな作品や文学評論のほか、『泰平ヨンの未来学会議』『泰平ヨンの現場検証』『大失敗』などを発表。小説から離れた最晩年も、

    【10/8グッズ取り扱い店更新】〈スタニスワフ・レム・コレクション〉第Ⅱ期刊行開始!|特集|国書刊行会
  • ヒューゴー、ネビュラ、ローカスと主要SF賞を総なめにした、エモーショナルな往復書簡時間SF──『こうしてあなたたちは時間戦争に負ける』 - 基本読書

    こうしてあなたたちは時間戦争に負ける (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者:アマル・エル=モータル,マックス・グラッドストン早川書房Amazonこの『こうしてあなたたちは時間戦争に負ける』は、アマル・エル=モータル、マックス・グラッドスト二人の共作による、詩的な時間SFである。英語圏における小説の長さの基準的にはノヴェラ(中編)で、書も240ページほどとコンパクトだ。 エモエモ往復書簡時間SF 作がぱっと見で凄いのは、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞、英国SF協会賞と賞的な評価が異様に高いところにある。賞の評価がどれほど高かろうが作品の中身の質の保証にはならないわけだけれども、それなりに期待して読み始めたら、これがたしかにおもしろかった。あらすじとしては、《エージェンシー》と《ガーデン》という二大勢力が時空の覇権をかけて争う──といった感じで、何の新鮮味もない。 だが、実際には

    ヒューゴー、ネビュラ、ローカスと主要SF賞を総なめにした、エモーショナルな往復書簡時間SF──『こうしてあなたたちは時間戦争に負ける』 - 基本読書
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    kirakking 2021/06/18
    へー二人の女性が主人公か。これはジェンダーバランス的な結果なのかそれともそっちの方がエモいからなのか。本邦で書かれたのなら後者だろうけど…
  • 《天冥の標》から『息吹』まで、多数の傑作SFが刊行された2019年を振り返る - 基本読書

    息吹 作者:テッド・チャン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/12/04メディア: 単行 傑作揃いの短篇集 今年のSFでまず中心的に語っておきたいのは*1、素晴らしい短篇集が多数出たことだ。たとえばテッド・チャン『息吹』は著者一七年ぶりのSF短篇集で、『メッセージ』の題名で映画化された短篇を含む前作『あなたの人生の物語』を上回る密度を誇る傑作ぞろい。中でも表題作「息吹」は我々の世界とは仕組みが異なる異世界の生活や原理を緻密に描き出しながら、一人の科学者の脳科学・物理学の追求を通して世界の真実に至ろうとする物語で、三〇ページほどの中に世界を探求することの喜びが緻密に織り込まれている。この一〇年で読んだ中で最上の一篇である。 ビット・プレイヤー (ハヤカワ文庫SF) 作者:グレッグ イーガン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/03/31メディア: Kindle版他、外

    《天冥の標》から『息吹』まで、多数の傑作SFが刊行された2019年を振り返る - 基本読書
  • ヴァーチャルの比重が増し、リアルが縮小した世界──『神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned?』 - 基本読書

    神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned? (講談社タイガ) 作者:森 博嗣発売日: 2019/10/23メディア: 文庫講談社タイガで刊行中の、森博嗣によるWWシリーズの、『それでもデミアンは一人なのか?』に次ぐ第二巻である。書名に巻数表記もないし、ここから読み始めても特に問題はない。このシリーズでは、人工的に作られた有機生命体であるウォーカロンが広く蔓延し、人間はいくつかの事情から子供がほとんど生まれなくなった──、その一方で寿命は伸び、ひどい事故以外では死ななくなった世界を描き出していく。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp 人工知能はすでに人間を圧倒的に凌駕しており、世界を動かすシステムはもはや人間の手には負えないほど広大で、複雑化してしまっている。そうした世界に関するいくつかの大きな変化が存在しているのだけれども、このW

    ヴァーチャルの比重が増し、リアルが縮小した世界──『神はいつ問われるのか? When Will God be Questioned?』 - 基本読書
    kirakking
    kirakking 2019/11/27
    「赤目姫の潮解」系列か。買わねば。
  • 中国だけで2100万部、話題性と本物のおもしろさを兼ね揃えたバケモノ級の中国SF──『三体』 - 基本読書

    三体 (ハヤカワ文庫SF) 作者:劉 慈欣早川書房Amazon『三体』とは! 中国の作家劉慈欣によって書かれたSF三部作の第一部目にして、中国国内だけで三部作累計2100万部を刊行し、さらに日でも人気のケン・リュウによる翻訳によってアメリカ歴史あるヒューゴー賞を受賞した傑作である。ヒューゴー賞受賞の何が凄いかと言うと、翻訳書としてははじめてのの受賞になるのだ。 それぐらい作品の内容が圧倒していたともいえる。で、あまりSFとは縁のなさそうなオバマやザッカーバーグも絶賛していたりとか、アニメ化が決定したりとか話題は尽きないんだけれども、とにもかくにもこれだけは覚えて帰ってもらいたいのは、この『三体』は、話題先行の内容はまあおもしろいね、いうほどじゃないけど的な軟弱な態度で読み終わる作品ではなく、その肥大化しきっているともいえる話題性に劣らない、圧倒的なおもしろさのある、純粋におもしろいSF

    中国だけで2100万部、話題性と本物のおもしろさを兼ね揃えたバケモノ級の中国SF──『三体』 - 基本読書
  • 人口の99.9%が冬眠をするようになった極寒の世界──『雪降る夏空にきみと眠る』 - 基本読書

    雪降る夏空にきみと眠る (上) (竹書房文庫) 作者: ジャスパーフォード,Jasper Fforde,桐谷知未出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2019/06/27メディア: 新書この商品を含むブログを見る雪降る夏空にきみと眠る (下) (竹書房文庫) 作者: ジャスパーフォード,Jasper Fforde,桐谷知未出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2019/06/27メディア: 新書この商品を含むブログを見る『雪降る夏空にきみと眠る』はジャスパー・フォワードの久しぶりの邦訳作品にして、幻想、奇想、SF要素がてんこ盛りになった極上のオモシロ小説だ。その世界観の作り込み、プロットの巧妙さ、次から次へと明かされる驚きの事実とその演出、出てくるキャラクタはみなジョジョばりにアクが強くセリフ回しも最高と、どこを取り上げても超一級で、まず一言感想をいうなら「超おもしろい!!!!」って感じだ。

    人口の99.9%が冬眠をするようになった極寒の世界──『雪降る夏空にきみと眠る』 - 基本読書
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    kirakking 2019/07/06
    「見せてやるぞ、イギリス人がいかにして死に立ち向か──」かっこいい。竹書房か。
  • 現実とは何かが不明確になった社会を描く、森博嗣によるSF新シリーズ開幕篇──『それでもデミアンは一人なのか?』 - 基本読書

    それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain? (講談社タイガ) 作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/06/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見る森博嗣によって講談社タイガで刊行されていた、人間の生殖行為による子どもがほとんど生まれなくなった社会を描き出すWシリーズが昨年完結したばかりだが、その事実上の続篇となるシリーズがこの『それでもデミアンは一人なのか?』から始まるWWシリーズである。とはいえ、1作完結路線は作でも変わらず、基的な人間関係、用語などは書でもその都度説明されるので、ここから読み始めてもそう問題ないだろう。前作と合わせて、森作品の中では明確にSFを指向したシリーズだ。 WWシリーズはどこをみているのか WシリーズとWWシリーズのSFとしての醍醐味 あらすじ的な 百年シリーズと

    現実とは何かが不明確になった社会を描く、森博嗣によるSF新シリーズ開幕篇──『それでもデミアンは一人なのか?』 - 基本読書
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    kirakking 2019/06/23
    ついにロイディ出るのか! タイガ文庫微妙に訪れにくい棚あるんだよな。
  • 〈ゲーム・オブ・スローンズ〉原作者のSF短篇集──『ナイトフライヤー』 - 基本読書

    ナイトフライヤー (ハヤカワ文庫SF) 作者: ジョージ・R・R・マーティン,鈴木康士,酒井昭伸出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/05/02メディア: 文庫この商品を含むブログを見るゲーム・オブ・スローンズの最終章の終幕が間近に迫るさなか、その原作者ジョージ・R・R・マーティンの中短篇集が刊行。ゲースロ視聴者であっても原作の〈氷と炎の歌〉シリーズはその凄まじい分厚さもあって読んでいない人が多いだろうが、実は(もなにもないが)ジョージ・R・R・マーティンは小説も超おもしろいのだ! この中短篇集も文庫で570ページ超え(第五短篇集の全訳。初刊行は1985年だが、昨年改題のうえ再刊されている。)と、短篇集のわりに非常に重たいのだが、ゾンビあり、超能力者あり、なんだかよくわからない色んな生物や異星人あり、様々な神話や宗教が出てきて──と、ゲースロのあの異種格闘技戦じみたジャンル混交っ

    〈ゲーム・オブ・スローンズ〉原作者のSF短篇集──『ナイトフライヤー』 - 基本読書
  • 【未読の「スゴ本」を求めて】僕たちがSFに惹かれる理由 - はてなニュース

    テクノロジーを軸にビジネス、アート、ライフスタイルの最新動向を追いかける「はてなニュース」の連載対談企画「未読の『スゴ』を求めて」。ホストは「わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる」管理人のDainさんです。SF小説を中心とした書評で人気のはてなブログ「基読書」の管理人 冬木糸一さん(id:huyukiitoichi)を第1回のゲストとしてお呼びしました。稀代の読書家2人が「世界観の転倒装置」としてのSFの魅力について語り合います。 いま見えているものが、現実のすべてとは限らない Dain(スゴ) 今日は冬木さんとSFのお話をするということで、を何冊か持ってきました。たとえば、先日「基読書」で紹介されていた『眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く*1』。最近読んで感動した「タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源*2」でも参照されていたので、とても興味深く読みま

    【未読の「スゴ本」を求めて】僕たちがSFに惹かれる理由 - はてなニュース
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    kirakking 2019/02/20
    最近は、人が表現しうる科学は現代科学とどこまで離れられるのか、って考えてる。
  • みらいみらい、トランスヒューマンたちが織り成すSF童話がありました──『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』 - 基本読書

    トランスヒューマンガンマ線バースト童話集 作者: 三方行成,シライシユウコ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/11/21メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る第6回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作がこの三方行成『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』である。意味不明に強い書名から連想される通りに、シンデレラや竹取物語といった童話が、もし人間が科学技術によってその姿を変質させたトランスヒューマン時代に語り直されたら──さらには、その話の最後に、”ガンマ線バースト”が世界に降り注いで無茶苦茶になったら──という、どうしてそうなったかわからないが、とにかくそうなってしまったというような状況を描く奇作である。 作はもともと投稿小説サイトカクヨムに投稿されており、すでに「変だけどおもしろい小説があるぞ!」と一部で盛り上がっていたので、質としては受賞前から保証

    みらいみらい、トランスヒューマンたちが織り成すSF童話がありました──『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』 - 基本読書
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    kirakking 2018/12/03
    む、未チェックだった。
  • 幻のように揺らめき続ける、汚らしくも美しい街──『黄泥街』 - 基本読書

    黄泥街 (白水Uブックス) 作者: 残雪,近藤直子出版社/メーカー: 白水社発売日: 2018/10/12メディア: 新書この商品を含むブログを見る中国の作家、残雪の第一長篇の復刊版である。最近、SFファン交流会というイベントの、文学を語ろうの回で、牧眞司さんが『黄泥街』を特に話題にしたいの中の一冊として取り上げていたのだが、その時から読んでみたいと思っていたのであった。まず、この黄泥街──こうでいがいという書名の時点でそそられるものがあるしね。 で、読んでみたわけだけれども、これはわかっていたこととはいえ大変に素晴らしい逸品である。黄泥街とは長く一の通りで、いつも空から真っ黒な灰が降ってくる、薄汚い街のことであり、書はそこで暮らす気が狂った人々の物語なのだが、そうした単純な総括を明確に拒む作品である。この作品が何なのか、黄泥街とは実際何なのか、という説明をしようと思ったらこのをそ

    幻のように揺らめき続ける、汚らしくも美しい街──『黄泥街』 - 基本読書
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    kirakking 2018/10/23
    これはいい > 僕が読んでいて強く惹きつけられたのは黄泥街にまつわる、混沌とした終末のヴィジョン、汚らしく破滅的でありながらも美しさを感じさせる描写、行動の数々である。
  • 初心者向けのオススメSF記事を書きました&補足アフタートーク - 基本読書

    今日「それどこ」に初心者向けのSFについて寄稿したので、こちらではその補足というかアフタートークでも。そもそも「初心者向けのSF」ってなんやねんという話でもしながら、取り上げられなかった/取り上げたかったの話でもしようかと。 srdk.rakuten.jp 取り上げたは五冊あるが(リンク先参照)「これこそが初心者向けのSFだオラーテメーらに教えてやるぜー!」的なノリでいくと普通に荒れるので、今回は「僕はこういうSFを読んでSFの沼にズブズブハマっていきましたよ」と逃げの入った選定となった。記事の対象読者としてはSFこれまで意識しては一冊も読んだことないな〜という人たちで、短篇集は一冊入れてー恋愛ものも(打ち合わせの時に要望があったので)入れてー雪風は(自分がそれをきっかけに読み始めたので)入れてー、あとはハードSFも一つは入れてー、そりゃ飛浩隆は入れるでしょーという感じで決めた。 あと

    初心者向けのオススメSF記事を書きました&補足アフタートーク - 基本読書
    kirakking
    kirakking 2018/05/19
    初心者といっても本を読まない人、軽めの小説を読む人、指輪物語などしっかり読む人がいるし、レコメンドって難しい。
  • アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」が死ぬほど面白いという話【GW推薦図書】

    ちょっと長文になりますが、海外SF小説の話をさせてください。 しんざきは数ある小説ジャンルの中でもSFを偏愛しておりまして、特にちょっと昔の海外SF小説が好きです。 作家で言うと、大好きなのがレイ・ブラッドベリ、オースン・スコット・カード、R・A・ラファティの3人でして、この3人の作品については(少なくとも邦訳されているものは)あらかた読んでいる筈です。いわゆる作家読みです。 ただ、そういう「大好きな作家」という枠組みとは別に、純粋に自分が面白いと思うSF小説を5作選べと言われれば、最低2冊が割込みで入ってきます。 一冊は、J・P・ホーガンの「星を継ぐもの」。私はこの作品を、およそ「古典SF小説」という枠組みの中では一、二を争う大傑作だと思っていまして、ちょうど去年の今ごろ、「星を継ぐもの」の紹介を書かせていただきました。この記事です。 SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作であ

    アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」が死ぬほど面白いという話【GW推薦図書】
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    kirakking 2018/05/02
    超知性体とのコンタクトと人類の行く末を描いた最初期のSF。古典にして名作/確か光文社古典新訳文庫版だとカレルレンがカレランって訳されてたはず。
  • はじめに - ita’s diary

    白熱光 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者: グレッグ・イーガン,Rey.Hori,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/12/06メディア: 単行この商品を含むブログ (27件) を見るグレッグ・イーガン『白熱光』の図やリンクなどが置いてあります。11章以外はネタバレなし。を読んでる途中で文章だけでは状況がよく分からない時、その章のページをクリック!たぶん図があります。 作者の解説HP:http://gregegan.customer.netspace.net.au/INCANDESCENCE/Incandescence.html 図など 1章:銀河系地図 2章:スプリンターの図 6章 8章 11章(11章を読んだ後で) 12章 13章 14章 15章 16章 20章 26章 用語の細かい点など 巻末の参考文献へのリンク+よさげな 超ネタバレ、読後用 作中の天体

    はじめに - ita’s diary
    kirakking
    kirakking 2018/01/09
    イーガンの白夜光を読み終えたので。