徳島大付属図書館(徳島市南常三島町2)が、江戸時代の測量家伊能忠敬の日本地図「伊能図」を超高精細のデジタル画像にした。パソコン画面で細部まで確認でき、当時の地図制作や測量の技術の解明に役立てる。27日に図書館で開かれる学術講演会で披露した後、同館ホームページで一般向けにも公開する。 図書館は、徳島藩主の蜂須賀家が所蔵していた約200年前の伊能図10点を保管している。このうち、四国と関東、九州、大分の4点を超高精細のデジタル画像にした。 公開されるのは四国の地図「大日本沿海図稿南海」。18億画素あり、過去に図書館が制作したデジタル画像の約2・5倍に拡大できる。伊能が測量で歩いたルートとみられる赤い線や複雑な沿岸部の地形、小さな河川、地名がはっきりと読み取れるようになった。 この4点は、裏側から光を当てて撮影した画像もある。地図を複製する際、下図と重ねて測量点を合わせるのに記した0・1ミ
アマゾンジャパンは10月29日、国立国会図書館(NDL)で所蔵し、近代デジタルライブラリーで公開されているパブリックドメインの古書を、Amazon Kindleストアに新たに設けられたカテゴリ「Kindle アーカイブ」で発売すると発表した。 安藤広重の『東海道五十三次』、葛飾北斎の『冨嶽百景』など世界的に有名な浮世絵から、福沢諭吉の『学問ノススメ』、芥川竜之介の『羅生門』などの名作まで、1タイトル100円で販売している。現在は431点を配信中、著作権の保護期間が切れた名著をセレクトしていき、2014年内には1000冊以上を配信する予定。 Kindleコンテンツ事業部の友田雄介事業部長は、「近デジでも公開されているものだが、“そのままでは非常に使い勝手が悪い”ので、自社で加工してKindle本として配信することになった」と述べている。 似たような取り組みとして、インプレスR&Dも4月21日
〒121-0073 東京都足立区六町2-1-43 電話番号:03-6262-6604 FAX番号:03-6262-6654
附属図書館では、ハワイ大学マノア校図書館所蔵、阪巻・宝玲文庫(The Sakamaki/Hawley Collection)のデジタル公開を開始します。 阪巻・宝玲文庫は、イギリス人ジャーナリストであるフランク・ホーレー氏(1906-1961)の旧蔵資料の内、琉球・沖縄関係の資料を中心としたもので、ハワイ大学教授の阪巻駿三博士の資料を合わせた資料群として、現在はハワイ大学マノア校ハミルトン図書館に所蔵されています。 附属図書館では、昨年度より、ハワイ大学マノア校図書館との連携事業により、同文庫のデジタル化および公開事業を進めています。今回は、阪巻・宝玲文庫全902件の内、琉球・沖縄に関する古典籍・古文書その他、110件を公開します。今年度中にはさらに110件の公開を予定しています。 皆様のご利用をお待ちしております。 琉球・沖縄関係貴重資料デジタルアーカイブへはこちら 本事業は資金の一部を
7.19から開催される札幌国際芸術祭2014に作品協力させていただきました。企画展示「都市と自然」(北海道立近代美術館)内の中谷宇吉郎作品において、弊社のスキャナカメラを使用し雪の結晶ガラス乾板のデジタル化等をさせていただいております。
日時:2014年8月5日(火)9:00〜18:00 会場:北海道大学ファカルティハウス・エンレイソウ第一会議室 参加対象者:東アジア漢字文献および日本語文献を扱う人文学研究者・情報学研究者 事前申込不要、参加費無料 主催: 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C)「大規模漢字集合フォント対応のデータベース構築による平安時代漢字字書研究 」(代表:池田証壽) →詳細はこちら 京都大学人文科学研究所・共同研究班「人文学研究資料にとってのWebの可能性を再探する」(班長:永崎研宣) →詳細はこちら お問い合わせ先:言語情報学講座 池田証寿 shikeda@let.hokudai.ac.jp <プログラム> 午前の部:9:00〜12:00 講演1 池田証壽(北海道大学) 平安時代漢字字書総合データベース―現状と課題2014夏― 講演2 鈴木慎吾(大阪大学) 『切韻』佚文研究のためのデータベース
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凸版印刷は、紙の文献や資料を、精度99.99%以上かつ短納期で全文テキストデータ化する「文献・資料の高精度全文テキスト化システム」を開発したと発表。7月下旬より、このシステムを用いたサービスの提供を開始する。 同システムは、凸版印刷の文字・テキスト処理技術と、IBM基礎研究所が開発した共同校正技術を組み合わせて作られたもの。印刷された文献や資料を光学文字認識(OCR)でテキストとして読み取り、そのデータの精度を統計処理などにより補完。さらに、共同校正により確認・修正を行ったのち、最後に目的に応じた文字・テキスト処理、各種フォーマットへの変換処理を行う。 このシステムによって、高品質化と作業時間の短縮を両立させることに加え、ルビや傍点、縦中横、和欧混植、割り注など、従来のOCRが苦手としていた複雑な日本語組版にも対応する。難読文字を効率的に確認・修正するためのサポート機能を強化することで、従
経済産業省が中小出版社や東北の被災地への支援を掲げ、復興予算を投じた書籍の緊急電子化事業で、電子化された書籍の六割近くが出版大手五社の作品だったことが本紙の調べで分かった。中小からの申請が少ないため、大手に頼んで予算を消化していた。25%は東北と関係なく使われており、復興予算のずさんな使い方に疑問の声が上がっている。 この事業は「コンテンツ緊急電子化事業」(事業費二十億円)。東日本大震災で被災した東北で、中小出版社が電子書籍を作る費用を国が半額補助することで、電子書籍市場を活性化するとともに復興に役立てようと、経産省が二〇一一年度第三次補正予算に補助金十億円を計上。東京の社団法人「日本出版インフラセンター」(JPO)に事業委託し昨年度に実施された。 事業計画では(1)出版社が持つ東北関連書籍など復興に役立つ書籍を選定(2)東北・被災地域で一定要件を満たす企業を通じてデジタル化-すると説明。
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