資金繰りが悪化していたサッカー・J2アビスパ福岡の大塚唯史社長は15日、福岡市内で記者会見して資金集めの状況などについて進捗(しんちょく)状況を説明し、「年内に関しては一定のめどが見えてきた」と語った。給与遅配の可能性については「そこを避けるべく、まだ進んでいかないといけない」と説明するにとどめた。 同社によると、個人、法人からの資金集めで2645万円が寄せられたほか、試合会場などでの募金活動で約255万円、12社からシーズン最終戦の協賛金が約1000万円、来季の年間シートの売り上げ489万円。スポンサー企業の辛子明太子製造販売「ふくや」(福岡市)からの応援商品の売上金を加えれば、11月末で不足すると説明していた5000万円を超える見通しとなった。 大塚社長は「経営に関してご心配をおかけして、改めておわび申し上げます。多くの支援をいただき、ありがとうございました」と頭を下げた。ただ、「非常
サッカー・Jリーグ2部に所属するアビスパ福岡の資金繰りが悪化している問題で、福岡市の高島宗一郎市長は29日の定例記者会見で、新たな財政支援は行わない意向を示した。 市は1994年と98年に計5億円を出資し、2006年には大幅減資にも応じた。現在の出資比率は2番目に高い14・1%。年間の支援総額は、試合観戦への招待やスタジアム使用料の減免などで約2億1700万円に上るという。 高島市長は「(新たに)税金を投入する考えはない」としたうえで、「市民や企業の支援運動が盛り上がっておらず、原因を真剣に考える時期。アビスパが変わることも大事だ」と述べた。今後は市のイベントなどでPRを強化する方針。
サッカーJ2のアビスパ福岡は、広告収入の減少などにより決算は、2期連続で赤字になる見通しを明らかにしました。 資金繰りが難しくなっていることについてJリーグの大河管理統括本部長は「すぐさま資金不足に陥る可能性は低い。まずはクラブに問題解決の努力をしてもらう」と当面は静観する考えを示しました。アビスパ福岡によりますと、今年度は、収益の見通しが甘く、広告収入の減少などにより資金繰りが難しくなっていて、今後、選手の給与などの運営費およそ5000万円が不足する可能性があるということです。 また、現時点では、5000万円を調達するメドは立っておらず、寄付金やスポンサーへの呼びかけなど、当面の打開策を検討するものの、今年度の決算は、2期連続で赤字となる見通しも明らかにしました。 Jリーグのライセンス制度では、施設や財務の面で一定の基準を満たす必要があり、アビスパが、このまま事態を改善できず、来年度も決
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く