秩父鉄道(熊谷市)が15日発表した2014年3月期連結決算は、純利益が前期比35・5%減の5700万円だった。2月の記録的な大雪で、列車運休や観光事業施設の休業などが響いた。 営業収益は1・6%増の56億円、営業利益は28・7%減の9900万円、経常利益は32・1%減の7300万円。 鉄道関係では、企画乗車券の発売などで定期外旅客が増加した。 15年3月期は、営業収益3・6%増の58億円、営業利益21・2%増の1億2000万円、経常利益37・0%増の1億円、純利益は40・4%増の8000万円を見込む。