■集客に効果、第2弾準備 サッカー・J1サガン鳥栖が、本拠地ベストアメニティスタジアム(鳥栖市)で5月27日に行った集客イベント「値段のないスタジアム」の結果を公表した。試合の満足度に応じて観戦料を後払いしてもらう企画で、1人当たりの平均支払額は812円だった。 イベントはJ1クラブでは初の試み。
入場券販売とスポンサーからの支援が収入の柱となっているプロサッカー。Jリーグはクラブ経営の問題に常に頭を悩ませてきた【Jリーグフォト(株)】 スタート時の10クラブから、わずか20年で40クラブに増えたJリーグ。しかしその20年間は、日本の経済にとって未曾有の長期的不況と重なっていた。 プロサッカーは入場券販売とスポンサーからの支援が収入の二本柱だ。その柱のひとつがぐらつけば、クラブは即座に存在の危機に立つ。サッカーファンや少年少女の夢を運ぶ存在であるはずのプロサッカーリーグ。その担い手であるそれぞれのクラブの経営をいかに安定したものにできるか――。それはこの20年間、とくにここ10年間、常にJリーグを悩ませてきた問題だった。 Jリーグの初代事務局長、広報室長、理事、常務理事などの立場で2012年3月までリーグ運営に当たってきた佐々木一樹さんに聞く「Jリーグ20年の裏面史」第7回は「安
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