代表では、フィジカルと運動量を買われて中盤の底で起用されることが多い原口元気。その位置からでも、引いた相手にドリブルは効果を発揮するはずだ。 1-2で敗れたUAE戦の翌日、試合に出なかった選手たちは炎天下のなかで練習を行っていた。 前日の試合でスタメンではなかった選手、怪我のために別メニューとなった柏木陽介をのぞく、フィールドプレーヤーは10人。5対5の練習となった。4バックと1人のボランチがいる守備のチームと、2トップに左右のMFと、トップ下とボランチの中間のようなポジションに原口元気のいる攻撃のチームとに分かれていた。 2トップに入った選手たちがペナルティエリアでは1タッチまでと限定されていたこともあり、必然的に原口は前後左右に走り回ることになった。得意ではないパスでサイドのMFを走らせる場面もあった。 メニューが終わると、走り回っていた原口がピッチに倒れ込む。すべてを出し切った感じだ
![原口元気は、ここから更に速くなる。2年間で作り上げた「壊れない体」。(ミムラユウスケ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/38f3a68a14fde95e3ee3b7f62218c32233d087dc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2F2%2F-%2Fimg_52a739d0a6db314ddaf73694d95ca47288160.jpg)