御前崎市港の御前崎公民館敷地内に高さ12メートルの津波避難タワーが完成した。5日午前、現地で完成式典が行われた。県危機管理部によると、東日本大震災後に建設された津波避難タワーは県内で初。公民館付近は海抜約4メートルで、海岸から約300メートル。東日本大震災を踏まえて、津波発生時の近隣住民たちの避難地として市が昨年12月から建設を進めた。 鉄骨造りで、高さ12メートルの最上階に広さ約50平方メートルの避難スペース(収容人数100人)があり、地上からは階段やらせん状のスロープで上る。避難スペースには避難者の体に付ける固定式チェーンを備え、津波が来た場合も流されないように配慮。総事業費は約3300万円。公民館内で行われた完成式典で、石原茂雄市長は「地域の人に安全と安心を実感してもらえるとありがたい。これを手始めに災害に強いまちづくりを進めていく」とあいさつ。地元の町内会や防災関係者ら約40人が
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