サッカーJ1磐田の元日本代表GK川口能活選手(38)がクラブを退団することが10日、決定的になった。関係者によると、クラブ側が来季の契約を結ばない方針を本人に伝えた。川口選手は現役続行を希望していて、移籍先を探すという。 川口選手は富士市出身。東海大一中(現東海大翔洋高中等部)、清水商業高(現清水桜が丘高)を経て、1994年に横浜マリノスに入団。2001年からイングランドやデンマークのリーグでプレーした後、05年に磐田に入った。絶対的な守護神としてチームを支えたが、今季リーグ終盤は若手の台頭で出番が減り、21試合の出場にとどまった。 Jリーグは421試合、日本代表では116試合に出場。ワールドカップは、日本が初出場した98年フランス大会から4大会連続でメンバー入りしている。 このほかの記事 川口、退団へ 元日本代表GK、移籍先を検討 (12/11 08:15) 「1年で復帰を」 交流会
磐田−清水のダービーで必死に応援する磐田サポーター。しかし、ホーム試合の平均入場者数は減少傾向にある=10月27日、ヤマハスタジアム 降格の土俵際に追い詰められても磐田のスタンドは閑散としていた。残り7試合で迎えた10月5日のホーム仙台戦。入場者数は全国各地で行われたJ1の8試合で最低の約8200人にとどまった。「少ないな」。運営サイドの関係者は伸びない客足に頭を抱えるしかなかった。 同じ残留争いが続いた2008年。降格の崖っぷちに追い込まれるほどにスタジアムの入場者数は増え、「残留」への熱い思いを多くのサポーターと共有できた。しかし、今季は様相が違った。 8月のヤマハスタジアム新装効果は限定的で、第31節終了時点の1試合平均入場者数は18チーム中17番目の1万859人。06年の1万8002人をピークに下落傾向が続く。J2に舞台が移る来季は一層の落ち込みが予想される。今季、降格1年目の
途中交代を告げられ、無念の表情でベンチに戻る前田(中央)。右から2人目は関塚監督=10日の鳥栖戦、ベアスタ 先発メンバーからエースの名前が突然消えた。8月の第20節アウェー広島戦。前田がベンチ入りしながら先発を外れたのは実に5年ぶりだった。残留争いから抜け出せず、「チームに変化を加えたかった」という関塚監督の苦渋の決断は、図らずもエースの不調を際立たせた。 前田は5年連続2桁得点まであと1点に迫るが、9点のうちPKが2点。前線での守備やつぶれ役など献身的なプレーばかりが目立ち、本来の役目は果たせていない。ワールドカップ(W杯)出場権獲得に貢献した日本代表からも遠ざかった。 リズムを狂わせたきっかけはいくつか挙がる。 一つ目は、5月まで指揮した森下元監督がサイド攻撃ではなく、中央突破を重視したこと。サイドの駒野から中央の前田へというホットライン頼みでは「ACL出場権獲得」の3位以内は果
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