サッカー日本代表の岡田武史監督(53)が19日、都内でミーティング後、アジア杯最終予選バーレーン戦(3月3日・豊田ス)に一度は“決別”した磐田FW前田遼一(28)を再招集する可能性を示唆した。 指揮官はバーレーン戦での新メンバー招集について「もちろんある。今まで一度も呼んでいない選手をというのはほぼない」とした。21日に新潟-磐田の練習試合(静岡)を視察。昨季リーグ得点王をチェックする。 岡田監督は前田に1トップの働きを期待したが、本人は2トップの方が長所が出ると主張。指揮官は「それなら静かにチームを去ってくれ」と昨年10月のトーゴ戦以降の招集をやめた経緯があったが、得点力不足が深刻な現状に方針転換。前田に“SOS”を出した。 【関連記事】 ・ 大久保開幕絶望…南アW杯も黄信号 ・ 犬飼会長、代表に喝「態度だらしない」 ・ 岡ちゃん、クビつながった!逆風でも強気 ・ 岡田監督