別れの時が近づこうとも、“ヤマさん節”は健在だった。 今季限りの契約満了が発表され、浦和の選手として残された試合はあと1つとなったDF山田暢久。4日までは別メニューで調整を行っていたが、5日には全体練習に合流。しかし、コンディションを聞かれると「良くないよ(笑)。足が痛いねえ」と言い、大原での練習が残りわずかであることを問われると「そんなことは全然考えてなかった」、最後にどんなプレーを見せたいかと聞かれれば、「わかんないよ、そういう状況になってみないと」。 普段と何ら変わらず、質問をひょうひょうとかわしていく。ただ、浦和を愛する気持ちは変わらない。 「最後はACLに行けるように。それだけを考えている。サポーターもみんなACL出場が決まることを望んでいるし、最後はそういう形で終われたら」。 最終戦、偉大な鉄人はどんな姿を見せるのか。そして終了後に予定されている挨拶でサポーターにどんな言葉を送
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