浦和は2日、最終節の名古屋戦(埼玉ス)へ向けて再始動した。 オフ明けとあり、フィジカルトレーニングが中心だったが鳥栖戦でロスタイムに追い付かれたショックもなく、黙々と取り組んだ。 鳥栖戦のショックから立ち直ったのは、浦和からJ2山形に期限付き移籍したGK山岸の存在だ。30日に行われたJ2プレーオフ準決勝の磐田戦で後半ロスタイムにヘディングでゴール。鮮やかすぎる勝ち越し弾が浦和を奮い立たせた。 ルーキー関根貴大(19)は「自力Vはなくなっても、奇跡は起こりえる。ギシさん(山岸)も起こしている。信じて自分たちのサッカーをやるだけです」と話した。