米Appleは、9月17日にリリースしたiOSデバイス向けの最新OS「iOS 8」で、それまでのバージョンに存在していた多数の脆弱性に対処した。Wi-Fi接続やカーネル、Safari、WebKitなどに存在する40項目以上の問題が修正されている。 Appleのセキュリティ情報によると、Wi-Fi関連では、攻撃者がWi-Fiアクセスポイントになりすましてパスワードなどのログイン情報を入手できてしまう問題について、802.1xで用いられる認証方式のLEAP(Lightweight Extensible Authentication Protocol)をデフォルトで無効にすることによって対応した。 また、Wi-Fi MACアドレスによってデバイスが追跡されてしまう問題への対応として、Wi-Fiネットワークのスキャンに使われるMACアドレスをランダム化した。 Bluetoothについても、iOSを