台湾でヒットしたのは代打「モスライスバーガー」……知られざる歴史に涙:仕事をしたら"脇役”が主役になった(1/7 ページ) 「ファストフード」と聞けば、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンなど海外の企業が日本に“上陸”したイメージを持つ人も多いだろう。しかし、日本発のファスートフードが海外に“進出”して、売り上げや店舗数を伸ばしているケースが増えているのだ。 その中のひとつが、ハンバーガー専門店として日本の味をウリにしている「モスバーガー」。運営しているモスフードサービスは、アジアを中心に8カ国・地域に進出し、2014年3月末現在で321店舗を展開している。中でも、台湾だけで235店舗にも達し、現地でファストフード業界2位のポジションを確立しているのだ。 台湾ではどんな商品がウケているのだろうか。味噌と醤油を使った「テリヤキバーガーでしょう?」と思われるかもしれないが、実は違う。同社は