なぜ映像が浮かび上がるの? 近未来のカーナビが登場した:仕事をしたら“未来”が見えてきた(前編)(1/5 ページ) 近未来のカーナビが登場した。それはパイオニアが開発した「サイバーナビ」。ルート情報が走行風景と重なって見えるモノだが、本当に安全なのだろうか。実証実験を行った北里大学の教授とパイオニアの開発担当者に話を聞いた。 今は2012年? そう思わせるような“近未来のカーナビ”が登場した――。 パイオニアが発売する「カロッツェリア サイバーナビ」(HUDユニット付き、30万~32万円)。これは戦闘機のコックピットなどで使われているヘッドアップディスプレイ(HUD)の技術を使い、ナビ画面をフラントガラスの前方に見えるように投影させたものだ。 実際にHUDを装着して運転してみると、見慣れた走行風景が一変する。ドライバー席からはルート情報や車間距離などが、実際の走行風景に重なって見えるのだ。
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