自民党の竹下亘総務会長は24日、天皇、皇后両陛下が開催する宮中晩さん会に国賓が同性パートナーを伴って出席するのは反対との発言をしたとして、「言うべきではなかった」と述べた。 松江市内で記者団に語った。 竹下氏は「私の周辺にも同性パートナーを持つ人はいる。ただ、皇室を考えた場合、日本人のメンタリティーとしてどうかという思いがあった」と釈明した。竹下氏は23日に岐阜市での講演で発言した。 これについて、立憲民主党の辻元清美国対委員長は24日、国会内で記者団に「撤回を求める」と主張。共産党の笠井亮政策委員長は記者会見で「人権感覚がおかしい」と厳しく批判した。