海に流出“4700兆ベクレル” 4月21日 12時28分 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、2号機の「ピット」と呼ばれる施設から海に流出した高濃度の放射性物質に汚染された水の量は520トンで、放射能の総量は4700兆ベクレルと推定されることが分かりました。 これは、21日午前の記者会見で東京電力が明らかにしました。福島第一原発の2号機では、ピットから高濃度の放射性物質に汚染された水が2日に確認されてから6日に止まるまで海に流出し続けました。これについて東京電力は、汚染水の流出が始まったのが発見の前日の1日と仮定した場合、流出が止まった6日までの間に合わせて520トンが流出され、その放射能の総量は、4700兆ベクレルに上ると推定されることを明らかにしました。これは今回の事故が事故の深刻さを示す国際基準でレベル7に引き上げられた際に、東京電力が公表した2号機の原子炉と使用済み燃料プールから