「証券保管振替機構(ほふり)」によると、外国人保有制限銘柄は全13銘柄(表参照)。「外資規制比率」は放送法、NTT法、航空法の各業法で定められているもので、計算方法が異なるが「外国人直接保有比率」とほぼ同じとの解釈でよい。 ほふりは外国人保有制限銘柄について「法律により、外国人投資家が名義書換を拒否される可能性があるため、それを判断する参考情報として毎日公表」(証券保管振替機構=ほふり株式業務部)している。27日現在で外資規制比率を超える銘柄は表の通り、冒頭の2銘柄のみ。 外資規制比率を超えた場合の外国人株主の取り扱いだが、フジも日テレも同様の対応をしている。株主名簿を確定する際(フジは年2回、日テレは4回)、ほふりから総株主通知が届き、それを基に外国人の場合は、継続株主の既得権を確保した上で、20%未満の範囲内で按分(あんぶん)で振り分け、端数は抽選にかける「按分・抽選方式」で株主名簿に