国内で今年2回目となる部分月食が26日夜、観測された。関東以西は雨や曇りの地域が多かったが、北海道などでは日没とほぼ同時に南東の空低くを上る欠けた月が見られた。 欠け始めは午後7時16分。それより月の出が遅い西日本と北海道北西部では、既に欠けた月が地平線から現れる「月出帯食(げっしゅつたいしょく)」となった。午後8時38分には月の54%が欠け「食の最大」に。午後10時に元の満月に戻った。 12月21日午後には、満月がすべて隠れる皆既月食が全国で観測できる。【奥野敦史】
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)および日本放送協会(NHK)は、平成19年10月18日(日本時間、以下同様)に高度約100kmの月周回観測軌道に投入した月周回衛星「かぐや(SELENE)」から、世界初のハイビジョンによる月面撮影に成功しました。 撮影は「かぐや(SELENE)」に搭載されたNHK開発の宇宙仕様のハイビジョンカメラ(HDTV)によって行われたもので、上空約100kmからの月面のハイビジョン撮影は世界で初めてのことです。 撮影は10月31日に2回に分けて行われ、第1回目は「嵐の大洋」よりも北の位置から北極中心に向かって、第2回目は「嵐の大洋」の西側を南から北へ、それぞれ8分間を1分に縮めて収録しています。「かぐや(SELENE)」で撮影した動画画像をJAXA臼田宇宙空間観測所にて受信し、その後、NHKにおいてデータ処理を行いました。 なお、臼田宇宙空間観測所で受信したテレメトリ
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