政治 1020ヘクタール人工島を提案 勝連沖案の概要判明2010年3月16日 米軍普天間飛行場移設の勝連半島沖埋め立て案 【東京】米軍普天間飛行場移設をめぐり、地元経済界関係者から政府側に伝えられた勝連半島沖埋め立て案は、うるま市浜比嘉島の沖合1300メートルのリーフ内に約1021ヘクタールを埋め立てて人工島を造成し、航空自衛隊那覇基地や米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の機能も併せ持つ集約案であることが15日までに分かった。滑走路は3000メートル1本と3600メートル2本の計3本を擁し、人工島は架橋で浜比嘉島と宮城島にそれぞれ接続させる。 提案者は、日米特別行動委員会(SACO)と米軍再編のころにも勝連半島沖埋め立て案を提唱していた沖縄商工会議所の太田範雄名誉会頭。民主党の犬塚直史参院議員の仲介で北沢俊美防衛相と会った。太田氏によると平野博文官房長官の側近にも説明したという。 同じ場所