今回、私は丸一日半(記事としては6日に渡ってしまったが)かけてPIC16F877A(16F887)をターゲットとしたUSARTによるシリアル通信のプログラムをPIC Cを用いて書くという試みを行なった。(検索などで直接この記事に飛んできた人は是非、過去5日分の記事も併せてご覧ください。) ここまでのことをまとめると…。 ・PIC用にCで書かれたサンプルがインターネット上に少なすぎる。(いままでPICの開発はアセンブラがメインだったため) ・PIC CとCSC Cとで細かい点が異なる。どちらの情報も不足している。 ・PIC CはコンパイラがC++に対応していない。そのため他のC++で書かれたソースをコピペしてくるといろいろ問題を起こす。これではいままで開発してきた資産が流用できない。 ・PIC Cしか使っていないが、コンパイラベンダーがどう見ても素人。 ・CSC Cのほうは体験版のライセンス