ワイヤレス通信時によくある問題は通信の遅延です。 Harmony OSはスマホとカメラやテレビ、スピーカーなど様々な種類が異なるデバイスをワイヤレス接続することによって、スーパーデバイスを作り上げる次世代のIoT向けのOSです。OSレベルでどのように通信遅延を改善するか調べてみました。 分散ソフトウェアバスに使用されるプロトコル ― CoAP 現在多くのデバイスはRESTで通信しています。しかし、RESTのデータサイズが大きく、データ転送コストが高いというデメリットがあります。あまりIoTに向いていません。 Harmony OSではデバイス間の通信にCoAPを使っています。 Constrained Application Protocol ( CoAP )は制約のあるデバイス向けに特化したプロトコルであり、以下の特徴があります。 TCPもUDPも使えます。 HTTPとの互換性があり、同じく