日本維新の会の石原慎太郎共同代表は30日、東京・赤坂の維新国会議員団本部で記者会見し、約1カ月間に及んだ入院の理由が「軽い脳梗塞」だったことを明らかにした。後遺症は「ほとんどない」とし、議員辞職も「誰が引退すると言ったのか」と否定した。 「どうせみんな早く石原が死ねばいいと思ってるんだろ? そうはいかねえぞ。俺が死んだら日本は退屈になるぞ」 会見で石原氏は毒舌を交え復調をアピール。「入院中に2つ、非常にいい短編小説を書いた。頭はぼけてないと自信を持った」と療養中の様子も披露した。
維新離れ加速 結党大会も空席目立ち「パワー感じない」 大阪市内で開かれた日本維新の会の初めての党大会で、橋下共同代表のあいさつを聞く出席者 Photo By 共同 日本維新の会は30日午前、初めての党大会(結党大会)を大阪市内の会議場で開いた。共同代表の橋下徹大阪市長はあいさつで、夏の参院選について「自民、公明両党の過半数獲得を阻止できるかが、国の統治機構を変える体制維新ができるかどうかの分水嶺(れい)だ」と強調し、党勢拡大で政権への影響力を強める意向を表明した。 橋下氏は党大会後、夏の参院選に関し、憲法改正を目指す勢力で改正の発議要件を満たす3分の2以上の議席確保を目標とする方針を示した。参院選後に改憲を軸とし、共通政策を掲げる方向のみんなの党や、改憲に強い意欲を持つ安倍晋三首相との連携強化を念頭に置いた発言だ。 しかし、党大会は空席が目立ち、来場者からは「パワーを感じない」との声
「安倍総理、芦部信喜さんという憲法学者ご存じですか」 「私は存じ上げておりません」 2013年3月29日の参院予算委員会、民主・小西洋之参院議員の質問に、安倍晋三首相はこう答えた。さらに他の学者の名前を挙げて質問する小西議員に、安倍首相は「つまらないことを聞く」とばかりの笑みさえ浮かべていた。 「私は憲法学の権威でもございませんし、学生だったこともございませんので、存じ上げておりません」 憲法学ぶ上では必ず名前の出る学者 ところが安倍首相が「知らない」と断言した芦部信喜氏(1923~1999)は、近年の日本の憲法学者では最も高名な人物だ。日本の憲法学の第一人者だった宮沢俊義氏の弟子で、63年に東大教授になり、84年まで教えた。のち学習院大に移り、86年から92年まで日本公法学会理事長を務めた。92年に刊行した『憲法』(岩波書店)は、大学の憲法学の教科書として知られ、現在も版を重ねている
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