河井法務大臣は、先の参議院選挙で当選した妻の選挙運動をめぐる一部報道を受けて、法務行政への信頼が損なわれてはならないとして辞任しました。閣僚の辞任は先月の内閣改造後2人目で、安倍総理大臣は後任に、自民党の森まさこ・元少子化担当大臣を起用しました。 これを受けて河井大臣は辞任する意向を固め、31日朝8時すぎ、総理大臣官邸で安倍総理大臣と面会し、辞表を提出しました。 このあと河井大臣は記者団に対し、「報道の件は、私も妻も全くあずかり知らないところだが、今後、しっかりと調査して、説明責任を果たしていきたい。確認・調査を行うあいだ、国民の法務行政への信頼は停止してしまい、1分1秒たりとも法務行政への信頼が損なわれてはいけないと考え、けさ決断した」と述べました。 安倍総理大臣は、河井氏の後任に、自民党の参議院議員の森まさこ・元少子化担当大臣を起用することを決め、森氏は、さきほど皇居での認証式に臨みま