山本太郎さんのウェブページに以下のような記事が公開されました。 絵文字の議論は、これでいいのだろうか。 「うーん困ったなぁ」というのが最初の印象。絵文字の件については、じつは山本さんにいささかの恩義があるのです。まあそれはともかく、このような議論を提起していただいたことはありがたい限り。なるべく正面からお答えしようと思います。 何に対して「勝った」のか? 前掲記事中の、以下のご指摘。 審議をした結果、修正提案が受け入れられたことが「勝った」ことに、なぜなるのだろうか。もし「勝った」人がいるなら「負けた」人がいるはずなのだが、一体誰が負けたというのか。それが、不明なのだ。 この「勝った」という認識は、誰かからの攻撃に対抗して修正提案を通すことで反撃し「勝った」ということなのだろうか。しかし、そんな攻撃的な意図を持つ主体とは、一体誰だったのか。GoogleやAppleといった、原提案者のことを
絵文字の議論は、これでいいのだろうか。 Unicodeに携帯電話で用いられる絵文字が提案されてから、絵文字の議論が盛んだ。最近も、小形克宏氏のブログ「もじのなまえ」が、ISO/IEC 10646のAmendment 8の審議状況について報告している。いつもながら詳細な議論をしていて感心するのだが、疑問な点もいくつか見受けられる。 小形氏を含む何人かの人が共同で修正提案をしたN3711が審議されて、グリフの形やコードのマッピングに関する提案が受け入れられた経緯を説明している箇所があり、そこで「われわれは、なぜ勝ったのか」という問いかけをしている。審議をした結果、修正提案が受け入れられたことが「勝った」ことに、なぜなるのだろうか。もし「勝った」人がいるなら「負けた」人がいるはずなのだが、一体誰が負けたというのか。それが、不明なのだ。 この「勝った」という認識は、誰かからの攻撃に対抗して修正提案
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