75. 2009/11 「仕分け」雑感 (2009/11/25) 73 で仕分けについて少し触れました。そのあとドタ バタしてまだ結論がでていませんが、現状で思うところを少しまとめておきま す。 個人的には意外だったのは、マスコミの論調・ネット上での色々な人の感想が 今回の理研の次世代スーパーコンピュータプロジェクトへの評価を、民主党の 科学技術に対する態度の現れ、要するにそっちを重視しないということである、 というようなものであったことです。 これまでに何度も書いた通り、このプロジェクトはこれまでに方針設定 のミスを繰り返してきています。もっとも大きな問題なのは、開発プロジェク トでは必須な、適切な技術状況の理解を背景にした強力なリーダーを欠いて いたことで、そのために開発実施本部が文部科学省内の評価委員会や 総合科学技術会議内の評価 WG のに振り回されたあげく、全ての関係者が みんな
2009年11月28日 全てはハンキャリから始まった 今週の木曜日、InternetWeekのインターネットの歴史を語り継ぐ人々のつどいというBOFに参加しました。 奈良先端科学技術大学院大学、砂原先生の最初に日本にUNIXが入ってきた時の事や、TrailBraizer(往年のベストセラーモデム)でUNIX同志を接続し日本のインターネットの基礎を作った時の逸話とても面白く、そしてなつかしく当時の事を思い出しながらのBOFでした。 初めて日本にUNIXが入ってきたのは、当時AT&Tのベル研で研修をしていた石田晴久先生が、帰国する際、UNIX 6thエディションを1/2オープンリールテープにコピーして持ち帰ってきたというのは有名な話で、私もこの業界に入った直後に聞きました。つまりUNIXが日本にやってきたのは、ハンドキャリーによってです。UNIXのライセンスは7thエディションから導入されたの
75. 2009/11 「仕分け」雑感 (2009/11/25) 73 で仕分けについて少し触れました。そのあとドタ バタしてまだ結論がでていませんが、現状で思うところを少しまとめておきま す。 個人的には意外だったのは、マスコミの論調・ネット上での色々な人の感想が 今回の理研の次世代スーパーコンピュータプロジェクトへの評価を、民主党の 科学技術に対する態度の現れ、要するにそっちを重視しないということである、 というようなものであったことです。 これまでに何度も書いた通り、このプロジェクトはこれまでに方針設定 のミスを繰り返してきています。もっとも大きな問題なのは、開発プロジェク トでは必須な、適切な技術状況の理解を背景にした強力なリーダーを欠いて いたことで、そのために開発実施本部が文部科学省内の評価委員会や 総合科学技術会議内の評価 WG のに振り回されたあげく、全ての関係者が みんな
From The Complete Guide to Google Wave: How to Use Google Wave Google Wave コンプリートガイドはジーナ・トラパーニとアダム・パッシュによる本格的なユーザーマニュアルです。 Google Wave は新しいウェブ上のコラボレーションツールで、理解しづらいことで有名です。このガイドはその理解の助けになるでしょう。このガイドを使えば、Google Wave の使ってあなたのグループが仕事を進める方法について学ぶことができます。Google Wave は新しいサービスで、急ピッチで開発が進められていますので、このガイドブックは Wave が成長し、変化してゆくに従って内容も変化してゆく予定です。「Google Wave コンプリートガイドについて」のページをお読みいただくとともに、私たちを Twitter でフォローして、
[速報]Internet Explorer 9初披露、HTML5対応、DirectXで描画。Silverlight 4は今日からβ公開 マイクロソフトの開発者向けプライベートイベント「PDC09」は2日目。マイクロソフトが初めて、現在開発中のInternet Explorer 9の情報を明らかにしました。Internet Explorer 9は開発から3週間目で、HTML5対応、JavaScriptなど性能の向上、そしてハードウェアアクセラレート機能の活用などがポイント。 また、リッチメディアコンテンツのプラットフォームであるSilverlightは、次期バージョンのSilverlight 4を紹介。Webカメラなどの外部メディアサポート、グリッドや画像なども埋め込めるリッチテキスト機能、Adobe AIRのような独立したアプリケーションとしての機能などの強化と、Visual Studio
11月27日、東京大学デターレゼボワール実験グループが記者説明会を開催した際、同グループを率いる東京大学大学院情報理工学系研究科教授の平木敬氏が、スパコン事業の事業仕分けについてコメントを発表した。 東京大学 大学院 情報理工学系研究科 教授 平木敬氏 同氏は、今回の最大の問題点として、「いろいろな問題が一緒に語られており、議論がかみ合っていないこと」を挙げた。そして、こうした状態のなか、重要な事項が決定してよいはずがないと、現在の状況を強い調子で批判した。 「"科学技術政策・予算のあり方"、"日本におけるスーパーコンピューティング研究開発のあり方"、"理研プロジェクトの過去・現在・未来像"、"ハードウェア・ソフトウェア・アプリケーションの各分野の問題"など、レベルが異なる問題が混合状態で論じられている」 同氏は今行わなければいけないのは、「日本の世界におけるポジション」と「技術の流れと課
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