【ロンドン=石川保典】英情報機関が、世界最大のパソコン企業である中国レノボ社製品の使用を禁止していたことが分かった。三十日付の英紙インディペンデントが伝えた。 情報局保安部(MI5)や政府通信本部(GCHQ)が製品を調べたところ、外部からの操作でパソコン内のデータにアクセスできる工作が施されているのを発見した。科学者は通常のセキュリティー保護をバイパスする秘密の裏口がチップに最初から仕込まれているとの見解を示したという。
米軍普天間飛行場の移設問題をめぐり、鳩山由紀夫首相と岡田克也外相の意見対立が深刻になった。首相は、連立相手の意向を踏まえ、沖縄県外への移設に傾斜。対する岡田氏は、対米関係を維持するには、現行移設計画で年内決着を図るほかないと思い詰める。政府方針を決める最終段階で、政権は抜き差しならない局面を迎えた。(竹内洋一) 首相は七日、近く政府方針をまとめ、米国に伝える考えを記者団に示した。二〇〇六年の日米合意に基づき沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画については「米国からそういう要求は来ている」と述べた。 その上で、沖縄県民の県外移設への期待感、社民、国民新両党との連立の重要性を指摘し、辺野古移転は「簡単ではない」と二度繰り返した。米国の要求に屈しない「対等な日米関係」を探る姿勢を示す思惑もある。
【ニューヨーク=阿部伸哉】オバマ米大統領が訪日中の14日、天皇、皇后両陛下に腰を深く折ってお辞儀した場面が米メディアでも広く紹介され、米国内で「国家元首が頭を下げすぎ」などと議論が起きている。 ロサンゼルス・タイムズ紙は電子版に「どこまで低姿勢になるのか」と題した記者ブログを掲載。「米国人には、直立での握手が自然だ」と批判した。十五日付ニューヨーク・ポスト紙も、お辞儀した大統領の視線が天皇陛下の足元に向いていたため、写真に「いい靴ですね」とちゃかした説明を付けた上、「アキヒト天皇の父は真珠湾攻撃を許可した」として「大げさなお辞儀は(米)国内で物議を醸す」と指摘した。
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