東京都議会の超党派でつくる「男女共同参画社会推進議員連盟」会長の野島善司都議(65)の続投が17日、決まった。プライベートでは結婚を勧めるとの発言内容を「私の生きざま」と主張、持論を崩さなかった。一方、都議会の同僚や傍聴人からは批判が相次いだ。 野島都議は「(プライベートでは)結婚したらどうだと言う」との発言は取り消さず、「かつて地域には世話を焼く人が多くいたが、今はその機能がない。政治信条というよりも、私の生きざまだ」と強調。「議連会長という立場を切り分けせずにご迷惑を掛けた。申し訳ない」と陳謝した。 一方、議連の松葉多美子幹事長(51)=公明党=は発言について「大変、不適切だと思う」と苦言を呈した。共産党の大山とも子幹事長(58)は「あらゆる場で言ってはいけない発言で、議連会長にふさわしくない」と批判した。