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ブックマーク / dain.cocolog-nifty.com (35)

  • この短編集が好きだ

    短編の名手といえば……ポー、チェーホフ、ゴーゴリ、トルストイ、ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、カーヴァー、O.ヘンリー、ダール、ボルヘス、モーム、カポーティ、ラヴクラフト、クリスティ、ブラッドベリ、スタージョン、阿刀田高、安岡章太郎、井伏鱒二、中島敦、村上春樹、梶井基次郎、宮沢賢治、筒井康隆、川端康成、森鴎外、芥川龍之介、大江健三郎、石川淳、車谷長吉、内田百閒、江戸川乱歩、泉鏡花、尾崎翠、横光利一、志賀直哉、太宰治、丸谷才一……思いつくまま並べてみたら、星新一が抜けていたw 最近の好みは、カサーレス、コルタサル、山尾悠子、ジュンパ・ラヒリ、アリステア・マクラウド……と、これまたきりがない。このリストでは不十分だし、わたしが知らない素晴らしい短編は山ほどあるだろう。そんな予感を痛感させてくれた、素晴らしいオフ会でしたな。ご参加の皆さま、お薦めいただいた方々、ありがとうございます。 読みた

    この短編集が好きだ
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    kskmeuk 2016/07/28
  • スゴ本オフ「音楽」まとめ

    好きなを持ちよって、まったり熱く語り合うオフ会、それがスゴオフ。 を通じて人を知り、人を通じてに会うことで、読みたいが何倍にも増えていく。ある意味危険な読書会なのだが、だけでなく映画ゲーム音楽、演劇、TV番組、展覧会、フェス、イベントまで広がってゆく。わたしの知らない凄いものを教えてもらえる嬉しい場なり。今回は「音楽」がテーマ。いつもより少人数で、いつも以上にのんべんだらりと楽しく語らうひとときでしたな。当日のtweet実況は、「パクリ経済」「つながりの進化生物学」から「さくら学院・歌の考古学」まで:音楽のスゴオフを見てほしい。 これはエモい! 感動したのが、あまのさんオススメのiOSのアプリ"PlayGround"。びゅーんで、みょにょーんで、シャラッパな気分になれる。一言なら「音にさわる」タンジブル・インタフェースであり、リズムを弄り、メロディを捻り、ハーモニーを玩ぶ

    スゴ本オフ「音楽」まとめ
    kskmeuk
    kskmeuk 2016/03/25
    アイドルはジャンルへの憑依体みたいなはなしあったけど、最近のあるいは育成ゲーみたいな感じになるほど、と。伺ってたら、潮博恵さんの「オーケストラは未来をつくる」を持ってったかも。
  • 最近の老人はキレやすい『高齢初犯』

    最初に結論を。高齢者の犯罪が増えている。おとなしい若者の代わりに、キレやすくなっているのは老人である。「年寄り笑うないつか行く道」は一般論で、"ある世代"は例外になる。 むろん、高齢化社会だから、老人犯罪が増えるのはあたりまえ。しかし、犯罪件数ではなく、人口比から見ても上昇が著しい。平成25年版犯罪白書[4.1高齢者犯罪の動向]によると、高齢者の検挙人員の人口比は、他の年齢層と比べて上昇が著しく、平成5年の約3倍となっている。つまり、罪を犯しやすい世代が、最近の老人なのだ。 6年前、[なぜ最近の老人はキレやすいのか?]というテーマで調べてまとめたのだが、しょせん素人仕事、きちんとした数字に裏打ちされた結果が得られなかった。だが、「キレる老人」は、私の個人的な印象ではなかった。「キレる老人」を統計化したのが平成25年版の犯罪白書であり、様々なインタビューでまとめたのが『高齢初犯』になる。

    最近の老人はキレやすい『高齢初犯』
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    kskmeuk 2014/10/14
    犯罪のほうもそれなりに恐ろしいのですが、それよりも、本エントリ終盤の、暴走老人キレキレキラーマシーン交通事故とかほんとこわいですし、飛び出せ老人障害物ワールドで運転するのもこわいです。
  • 涙もろい犬好きのためのミステリ『ウォッチャーズ』

    わんこ愛に満ちたSFミステリなのだが、クーンツが描くとドラマティックになる。ン十年と積読してたのを、次回のオフ会のテーマ「と犬」に合わせて読み干す。 孤独な男が森で出会ったラブラドール・レトリヴァーは、ひとなつっこい一方で「犬」らしくない知性を持っていた―――これが入り口。ふつうの犬より表情が豊かで、知的で、もののわかった感じがする。注意の持続時間が犬らしくなく、相手を長くじっと見つめ返してくる。『遊星からの物体X』で"乗っ取られた犬"を知っている人にはホラーな一瞬だが、大丈夫。もっと"ありうる未来"の犬だから。 この犬を軸に、トラウマを持つ男と女の快復と愛の物語と、生物兵器をめぐる陰謀と殺戮の報復譚と、邪悪で醜悪な知性との対決が絡み合う。さすがページ・ターナーの魔術師、読書の快楽のツボを押さえ込んでいる。謎が謎を呼ぶ伏線、逃亡と追跡のカットバック構成、得体の知れない「なにか」が迫ってく

    涙もろい犬好きのためのミステリ『ウォッチャーズ』
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    kskmeuk 2014/08/25
    この本だいぶ昔に読んだけど良く出来てて面白いと思いました。レトリヴァーならありえるみたいな謎の説得力がこれまた
  • 「女と男」のスゴい本

    質量旨さ、料理も凄マジいい夜だった。 好きなを持ち寄って、まったり熱く語り合うスゴオフ。始めて2年になるのだが、回を追うごとにパワーアップしている。出てきた料理も洒落にならんほど多量多様・ハイレベル・ユニークで、このエントリでは書ききれない。雰囲気ぐらいは伝わるので、これ見たら飛び込んどいで。 今回のテーマは「女と男」、つまり男性の参加者は「女が書いた/女をテーマにした」だし、女性なら「男が書いた/男をテーマにした」になる。男の身勝手さ(純粋さ?)と、女の率直さ(素直さ?)が、選書にもプレゼンの端々にも見いだされ、男と女の巨大な深淵と壮大な誤解をかいま見る。わかり合えないからこそ、やってこれたのかもしれないね、人類の男と女は。 何をどうオススメするかによって、その人となりが如実に出る。深く濃くやわらかい趣味全開のトークもあれば、紹介するがそのまま自分の半生にからめた物語り

    「女と男」のスゴい本
    kskmeuk
    kskmeuk 2012/04/16
    行ったことがない人はひょいっと行ってみたらいいと思います。と、経験者は語る。
  • スゴ本オフ@新潮文庫のお誘い(3/16開催)

    好きなをもちよって、まったりアツく語り合うスゴオフ。「マイベスト新潮文庫」で開催するよ。 今回はちょっと変わっていて、どんなジャンルでもOK。しばりはただ一つ、「新潮文庫」であること。小説から論説、ミステリからインテリ、ロマンスからサイエンスまで、実にさまざまの作品が、安くて手軽なフォーマットで読める。そんな中で、あなたの「この新潮文庫がスゴい!」を語って欲しい。「新潮文庫の100冊」から選んでもよし、渾身のマイベストを発表してもよし。新潮文庫の中の人も呼んでいるので、隠れたオススメが聞けるかも。 時間  2012年3月16日(金) 18:30~22:30 確定しました 場所  恵比寿 会費  2000円 オススメばかりでなく、みんなでべたい・飲みたい・ご馳走したい料理やらツマミやらお酒やらデザートをもってきて、ワイワイやりますぞ。手土産買ってきた!という方はレシートを忘れずに(清

    スゴ本オフ@新潮文庫のお誘い(3/16開催)
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    kskmeuk 2012/02/28
    新潮文庫シバリだったら、すぐ思い出されたのが、サンテグジュペリの人間の土地…。最高にスゴ本だと思います。ベタですが…。
  • スゴ本オフ「戦争」がスゴい

    好きな(と料理)を持ち寄って、まったり熱く語り合うスゴオフ、今回もスゴいのが集まった&積読山と積ゲー山がさらに高くなった。なによりも、わたしが知らないスゴを読んでいるあなたに会えること。を介して人と会い、人を介してと出会う。スゴオフとは、を通じた出会い系なのかも。 まずは見てくれ、狩りの成果。 【やすゆき】「エンダーのゲーム」オースン・スコット・カード 【やすゆき】「月は無慈悲な夜の女王」ロバート A.ハインライン 【ふじわら】「カメラ(「宝物」所収)」平田俊子 【ふじわら】「戦争中の暮しの記録」暮らしの手帖(編) 【はまじ】「戦争経済学」ポール・ポースト 【はまじ】「戦争の世界史」W.マクニール 【はまじ】「複合戦争と総力戦の断層」山室真信一 【ますなり】「ダルフールの通訳」ダウド・ハリ 【ともこ】「戦場から生きのびて」イシメール・ベア 【ともこ】「ファイナルファンタジー

    スゴ本オフ「戦争」がスゴい
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    kskmeuk 2012/02/06
    やっぱり、みんなで、すいとんたべたりしたのだろうか...
  • 負うた子に教えられ「ゼルダの伝説」

    ゲームで子育て」のつもりが、子どもに教えられたでござる、の巻。 「子どもに読ませたい」があるように、やらせたいゲームがある。ピカイチはゼルダ。なんて好きなものを勝手に読むだろうが、ゲームはそうはいかぬ。うっかり「無料です!」に騙されて時間とカネを吸い取られないように、とーちゃんが教えてやる。 自分で考えることなしで、ただ刺激と反応をくり返す―――「ゲーム脳」で親を脅す商法は種切れだろう。今のゲームは緻密で複雑で、トライ&エラーを重ねながら、因果関係とパターンを見抜く必要がある。もちろん例外はあるが(無料です!)、わが家では禁止だ。こういうときこそ、温故知新「タダほど高いものはなし」を思い出せ。 ゲームとは、現実のシミュレーション。対象を「観察」し、「目標」を定め、ミスをくり返しながら目標に近づく方法を模索する。さらに、別方向からアプローチできないか、他の要素から効率化できないか考えな

    負うた子に教えられ「ゼルダの伝説」
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    kskmeuk 2011/12/14
    "うっかり「無料です!」に騙されて時間とカネを吸い取られないように、とーちゃんが教えてやる。"w / ゼルダのシリーズって、実は過小評価されてる…と思う。これでも。ほんとレジェンド級の傑作だと思うんですよね
  • スゴ本オフ@2011ベスト

    好きなを持ちよって、飲みつつべつつ熱く語るスゴオフ。 今回は(というか毎回)スゴいが集まった。あと甘(うま)い酒と美味しい料理を堪能した。質量ともに凄いレポートは、ずばぴたさんのまとめ「スゴオフ2011年ベスト」を参照いただくとして、ここでは思い出すままつらつら書く(妄想込み)。 まず、参加いただいた方、協力いただいた方、ありがとうございます。毎回毎回語っているんだけど、「今回が最高」でした。やるたびに発見と読みたいリストがガンガン増えていくので、嬉しい悲鳴が止まらない。 そして、見てみて、狩りの成果。 全ラインナップは、以下の通り。 【やすゆき】「アイの物語」山弘 【やすゆき】「What'sGoingOn」MarvinGaye(CD) 【やすゆき】「Unforgettable」NatalieCole(CD) 【ともこ】「サザエさん」長谷川町子 【Dain】「千夜一夜物語」リチ

    スゴ本オフ@2011ベスト
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    kskmeuk 2011/12/06
    輝ける闇と夏の闇はなんか意見がわかれるけど、なんとなく、男性の方が「輝ける闇」が好きで、女性の方が「夏の闇」が好きみたいなところがあるのかもしれない...
  • この「食」の本がスゴいらしい

    わたしの仮説は、どうやら正しい→「好きはいしん坊」 というのも、前回の記事「この『』のがスゴい!」のリアクションで、これでもかというぐらいスゴい「」が続々と集まってきたから。twitterblog 、はてなブックマークコメントなどで、知らなかったスゴに出会えたのは嬉しい。みなさん、「べることなら一口噛ませろ」というノリで教えてくれる。 だいたい、旨いものが好きな人というのはフットワークが軽くって、美味・珍味を求めて腕を磨いてアンテナを高くするイメージ。人さまにふるまう時はそれこそ東奔西走する(ほら「ご馳走」って駆けずり回って材を集めるあのまんま)。もちろん、常連だけのヒミツの店もあるし、門外不出の味もある。だが、の基はオープン。べた人が好みと趣味を言い合えば良い。イソターネットを飛び交う情報は、「受信者が判断する」に似ているね。 五感が受け取った快感は、「こ

    この「食」の本がスゴいらしい
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    kskmeuk 2011/10/20
  • この「食」の本がスゴい!

    好きなを持ち寄ってオススメしあう「スゴ」オフ。今回のテーマは、「」だ。 を通じて人と出会い、人を通じてを知るコンセプトでやってきたが、今回は一味も二味も違ってた。なんせ、「べ物や料理と、それにまつわるがセット」なのだから。を通じて人を知り、人を通じて旨い料理に舌鼓キッチンスタジオを貸し切って、料理ながらプレゼンしながらべながら読みながらの5時間は、愉快すぎる一瞬間でしたな。参加いただいた皆さま、ありがとうございます。 まず結論。好きは、いしん坊だ。つまみ読みが大好きだし、夢中になると一気に読み干したりする。味見と称してパラ読みするし、比喩から味覚や感を組み立てるのもお手のもの。べてるそのものだけじゃなく、卓の風景とか場の雰囲気とかを勝手に想像しては涎をわかす。まことに好きはいしん坊なり。まずは、とれたての収穫を見てくれ。 業務用大型冷蔵庫をテーブル代わりに並

    この「食」の本がスゴい!
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    kskmeuk 2011/10/17
    スゴ本ブログに手が写った!!w
  • 愛するということは、おたがいに顔を見あうことではなくて、いっしょに同じ方向を見ること「人間の土地」

    傲慢で独善、だが羨ましくてたまらない。 読んでいて、何度も妬ましい炎に焼かれる。サン=テグジュペリはあらゆる乗り物が果たせなかった、速度と高度を得ただけでなく、その高みから観察する目と、見たものを伝える言葉を持っていたのだから。 たとえるなら、究極に達したアスリートかアストロノーツが還ってきて、自分のセリフで批判を始めたとき、わきあがる嫉妬の痛み。一つ一つわたしの胸に刺さる言葉は、究極からの帰還者だから吐けるのか、究極への到達者だから見いだせるのか、分からない。分かるのは、わたしには絶対たどり着けないことだけ。 サン=テグジュペリはこんなセリフを吐く、「愛するということは、おたがいに顔を見あうことではなくて、いっしょに同じ方向を見ることだ」。名言として知ってはいたが、まさかサン=テグジュペリが、しかも「人間の土地」で述べていたとは。しかもこれ、両想いの男女のことではないのだ。 このセリフは

    愛するということは、おたがいに顔を見あうことではなくて、いっしょに同じ方向を見ること「人間の土地」
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    kskmeuk 2011/08/30
    Dainさんのエントリが!! この本、サンテックスの書いた本で最高に好き、初めて読んだとき、ギヨメのところとかで何回か感動して泣いた。星の王子さまと相互補完みたいなとこありますね。夜間飛行よりはこっちがスゴ本
  • 安くて野蛮でやたら旨い「檀流クッキング」

    「安くて旨い料理教えろ」というトピックに最適な一冊。 レシピは親切だけど、信頼するのはクチコミになる。掲示板やコミュニティでかじったレシピを頼りに、すばらしくうまい一皿を作ったことが何度もある(ピェンロー鍋とかアンチョビソースのパスタとか)。嬉しいのは、ただ簡便なだけでなく、「ここだけ肝心」「これはこだわる」といった、ポイントを突いているところ。 書はそんなキモが並んでいる。しかも、完全分量度外視の原則を貫き、アミノ酸至上主義をせせら笑うレパートリーが並んでいる。「塩小さじ1/2」みたいな科学調味料的態度を突き抜けて、塩の量がいかほどと訊かれたって、答えようがない、君の好きなように投げ込みたまえ、と言い切る。 それでも、「ゴマ油だけは、上質のものを使いたい」とか、「暑いときは、暑い国の料理がよろしい」のように、妙な(だがスジの通った)こだわりが出てくる。おそらく、ない材料はなくて済ませ

    安くて野蛮でやたら旨い「檀流クッキング」
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    kskmeuk 2011/08/23
    イカや鯵とかはまるごと買って家でさばけるようになると、料理のレベルが30くらい上がる。イカは感触がやばいんですけど、コストパフォーマンスいいし難易度低いからこういう風に丸ごといける勇気を持つべきです。
  • 真摯さは、ここにある「夜間飛行」

    ピーター・ドラッカーが強調する「真摯さ」は、サン=テグジュペリの「夜間飛行」にあった。 飛行士が書いたものとして有名だし、じっさい操縦席に居るように生々しい。まぶしいほどの星明りを浴びながら、嵐の目を上昇するシーンは、同じ光を肌に手に瞼に感じるだろう(絶望感とともに!)。徹底して削ぎ落とされ・濃縮されており、描かれなかった場面が、幻肢のようにうずく。そう、飛行士の嫁さんのとこだ。彼女の不安とその先の感情は、削られたからこそ、わたしの肉が削がれたように感じる。 しかし、ここでは夜間飛行の指揮を執るリヴィエールについて書く。郵便会社のマネージャーとして欧州-南米航路を受け持つ。自分に厳しく、同じ厳しさを部下にも強いる「情け容赦のない」プロフェッショナルだ。飛行士や整備士と交わす会話の端々から、畏れられ絶対視されていることが分かる。だが、リヴィエールの内省に触れると、彼の繊細さ、思いやり、感受性

    真摯さは、ここにある「夜間飛行」
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    kskmeuk 2011/05/18
    Dainさんが、サンテックスの本あげてるので反射的にブクマ。星の王子さまだけじゃなくて、夜間飛行も素晴らしいです。それから、人間の土地はさらに素晴らしいです。よく元気をもらっている本です。
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「いい親」が子どもをダメにする

    何をもって「いい親」とするかによるが、センセーショナルなサブタイトルにもかかわらず、著者の言い分はかなり同意できた。 はやりの育児法を鵜呑みにして、子どもとトモダチになろうとする親がいる。そもそも育児書なんか読み漁ってないで、周囲(特に自分の両親)に相談しなさい、と主張する。著者はかなりのご年配であることを念頭に読むといいかも。 最初に強く頷いた箇所はここ↓ 全ての基は夫婦の関係。(理想的には)夫婦が互いに信頼しあい、愛し合っている家庭であることが、子育ての最初の一歩。もちろん事情により片親の場合もあるが、それではダメということではない。「理想的には」を頭につけたのはそのため 「子どもへのまなざし」[参照]で知ったが、子どもを家庭の中心に据えて、両親が子どもに寄りかかっている、いびつな関係がある。 それは、子どものことを一生懸命に考えすぎた母親が陥る罠だそうな。わが身を犠牲にすることが、

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「いい親」が子どもをダメにする
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    kskmeuk 2011/04/20
    は、働きたく無いでござる…w / コメント欄も面白い!!
  • 「エロティック・ジャポン」はスゴ本

    エロスは生きるチカラだ、皮膚感覚で思い知る。 自分を見ることはむずかしい。鏡なしでは自分を見ることすらできないし、その像は反転している。「他人から見た自分」を見るためには、最低2枚必要だ。どんなにレンズが歪んでいても、カメラや他者の目があれば、自分が「どう見られているか」を知ることは可能だ。これを「日人のエロス」でとことんヤったのが、書。 「趣味はエロス」というわたしだが、書には大いに教えられる。単純にわたしの精進が足りないのか、それとも著者のフランス女が半端じゃないのか、分からぬ。徹底的に、全面的に、過激に貪婪に、日人のエロスを詳らかにする。もちろん、「俺はそんなことしない」「それは普通の日人じゃない」とか弁明するのは可能だ。 だが、普通ってなに?どんなに異様で異常だろうと、それを追求・志向する人が居るのは、日そして日人なのだ。そいういう特殊もひっくるめて普遍化しているのが

    「エロティック・ジャポン」はスゴ本
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    kskmeuk 2011/02/04
    「日本人は昔から未成熟な少女が大好きでした」とフランスのおねいさんに言われてしまうくらい定着しててびびる。どうして、Dainさんはことごとくスゴ本通り越して、すげぇ本を発掘してこられるのだろう...w
  • 本屋オフ@丸善ジュンク堂

    ガチでオススメを紹介しあい、ピンときたら容赦なく購入する。 屋は普通、マタギのように孤独に巡回するものだと思い込んでいた。が、グループでハンティングすると、さらに狩場が広がることが分かった。同時に、見過ごしていたガチ(ガチで読んどくべき)がざくざく狩り出されるのが嬉しい。優れたマタギが、チームとなって行動すると、それぞれの視野が拡大し、さらに遠くまで見通せるようになるのだ。 今回の狩場は、丸善ジュンク堂@渋谷。実は行くのは初めてだが、まさに「丸善」たす「ジュンク堂」だった。「丸善」らしさは文具コーナーが併設してるところ。「ジュンク堂」らしさは森のような棚の並び。オススメ棚は、それぞれの選書担当のを並べただけで、どのレコメンドがどちらの書店かをあてっこできるぐらい特徴的。第一印象は単に合体しただけのようだが、通うとシナジー効果が見えてくるのだろうか。 そこで、屋オフで重要なことに気

    本屋オフ@丸善ジュンク堂
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    kskmeuk 2011/02/02
    かつて、スゴ本オフで、こつの本をまなめさんに頂いたのは私です。私のところでもまなめさんのおかげで、あのこつの本数冊売れた!! 豚肉と牛肉の違いとか、肉と魚の煮方の違いとかためになるすごい本ですよね。
  • スゴ本オフ@ミステリ報告

    ミステリを語るのがこんなに難しいなんてッ 12/3に麹町で実施。好きなをもちよって、まったりアツく語り合うオフ会、今回は「ミステリ」がテーマだったのだが―――ネタバレなしでミステリを紹介するのが、こんなに難しいとは思いもよらなんだ。 もちろん、画面に向かって独り語りする分には問題ない。ブログの読者と、紹介の読者を想定して、どこまで出すかを線引きする。で、そのラインぎりぎりを狙って放つか、あるいは全く異なる次元で描写するといった遊び方ができる。 しかし、面と向かって反応を確かめながらだと、線引きが難しい。しかも聞き手の中には、読んだ人が混ざっている。この、読んだ人にも未読の人にも面白く(かつネタバレなしで)語るのは苦行そのものだった。(未読の方むけの)作品の魅力にとどまらず、既読の方には「オレはこう読んだ、犯人はホントは○○じゃね?動機は…方法は…」としゃべりたいがしゃべれない。のたうち

    スゴ本オフ@ミステリ報告
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    kskmeuk 2010/12/08
    11人いる! なつかしい!! 面白いですよね。
  • わが子がイジメられてるらしいと思った親が最初にしたこと

    それは記録。 背中が痛いと訴えてくる息子を裸にしたところ、広範囲に内出血跡を見つける。詳細は省くが、殴られたらしい。「すわイジメ」と気負いたつのではなく、ゆっくりと子どもの話を聞く。度を越した悪ふざけなのか、陰湿なやつなのか見きわめがつかないし、子どもの話なので一貫性が見出しにくい。 まず、子どもの話を遮ることなく最後まで聞く。たずねるニュアンスの「訊く」のではなく受け入れるように「聞く」。そいつを逐一記録する。客観的に述べるのは難しいだろう(大人だってそうだ)、だから矛盾点には目をつぶり、ありのまま記録してゆく。ついでに写真も撮っておく。トラブルが大きくなり、収拾がつかなくなってからではなく、(たとえ一面からでもそれを自覚しつつ)子どもからヒアリングを続ける。 次に、「親は味方だ」というメッセージを伝える。独りで抱え込むなという。どうしても言いたくないのであれば、無理に聞くことはない。親

    わが子がイジメられてるらしいと思った親が最初にしたこと
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    kskmeuk 2010/11/26
    「手術は成功した、が患者は死亡した。」と同じくらい、「被害者はいるけど、いじめはありません」くらいおかしいし、「みんな仲良く」の対処の仕方のお手本と思う。良く悪くもいろんな人が居ますよね。
  • スゴ本オフ@BEAMS顛末(POP is Dead?)

    第4回スゴオフの話。 8/27に原宿でオフ会をする。会場を貸していただいた TOKYO CULTUART さん、ありがとうございます。やすゆきさん、大木さん、ずばぴたさん、ともこさん、そしてご参加いただいた皆さま、感謝・感謝です。「オススメを持ち寄って、まったりアツく語り合う」コンセプトで、今回のお題は「POP(ぽっぷ)」。まずは集まった作品を見てくれ。 そして参加された方の発想の柔軟なこと王道なこと極道なこと、わたしの想像力のナナメ上どころか、別次元のがガンガンでてきて興奮した!知らないことを知ることは、こんなにドキドキするなんて。知ってることを「知りなおす」ことがこんなにクラクラするなんて。「QuickJapan」とか「STUDIO VOICE」とか、懐かしさと甘酸っぱさがこみあげてくる。ドリキャスとかNoel(ノエル)とか普通に特集されててマジ泣ける(そういや、NoelはTwi

    スゴ本オフ@BEAMS顛末(POP is Dead?)
    kskmeuk
    kskmeuk 2010/09/01
    ご近所も楽しいけど、スドーザウルスの天ないとかもすごいですよね。とか、Dainさんが話してるとき考えたりしてました。TIME CAFE のサンドウィッチも消費されなければならないくらいおいしかった!!