スピードオーバーなどの交通違反を取り締まる「交通機動隊」では、取り締まりのときだけ赤色灯が現れる「覆面パトカー」が運用されています。 一般車に紛れており、ふいに赤色灯を点灯させた状態で違反者の前に現れますが、実は赤色灯を点灯させなくてもそれが覆面パトカーだとわかる「見分け方」があるのです。 まずクルマ自体の特徴としては、「高性能な国産4ドアセダン」が多い傾向にあります。これは、速度超過した違反車両にすぐに追いつける性能と、車内で違反処理ができる居住性が必要なためです。 現在はトヨタ「クラウン」や日産「スカイライン」などが多いですが、基本的に限られた国の予算から全国に配備されるため、「白」「黒」「グレー」「シルバー」などのシンプルな色が採用されています。 オプションであるようなメタリックやパールは少なく、また、目立ちやすい赤などもなく、周囲のクルマと溶け込みやすい点も理にかなっているといえま
