TwitterやInstagramの投稿に異変が起きている。写真に多数のハッシュタグをつけ本文テキストがほとんどない投稿が増えているのだ。「#」と文章の組み合わせがいくつも連なる投稿は、ハッシュタグが担っている同一テーマ検索の役割は果たしていない。なぜ、テキスト本文を記さず、ハッシュタグ作文をしているのか。ITジャーナリストの高橋暁子さんは、その行動を「SNSでの人間関係を円滑にするため」と解説する。 「投稿のリア充アピールが強すぎて反感を買ってしまいそうなとき、ハッシュタグに本音やツッコミをこめ、やわらげるため自然発生的に生まれた使われ方です。本文テキストはあくまで表向きの説明で、ハッシュタグはおまけの追加コメントや欄外、最後まで読んでくれた人に伝えたい本音などの意味を加える役割を果たしています。デジタルネイティブ世代にとって、ハッシュタグでの言葉はかわいい感じがして、許せる気持ちになる
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