Windows 7 の Windows XP Mode、Windows Virtual PC または Virtual PC 2007 上のゲスト OS では、対話的な操作全般が遅延する場合がある http://support.microsoft.com/kb/978209/ja というKBがマイクロソフトから出ています。これは、ゲストOSの操作が遅延することがあるというものですが、実は時刻同期にも影響を及ぼすことがわかりました。 さて、この原因は何かを考察していきます。 そもそもゲストOSの時刻はハードウェアよりTSC(ITSC)、LAPIC-Timerを通じてハイパーバイザにわたり、ハイパーバイザがTimer Emulation を行いゲストに時刻を渡します。 この関係で、ゲストの時刻がずれる場合があります。そこで統合サービスを入れると次のことを行います。 ハイパーバイザ 形式の仮想環境