インターネット上に公開されているwhoisサーバーのドメイン・データベースからドメイン情報を調べる。通信に43番ポートを使用するため,通常の企業ネットワークからではファイアウォールで通信を遮断されていて使えないことも多い。WebブラウザからJPRSのサイト(http://whois.jprs.jp/)などにアクセスして検索するサービスも提供されているため,このコマンドを使用する機会はそう多くはないと思われる。だが,セキュリティ・ポリシーなどでWebブラウザが使用できない環境にあるネットワーク管理者などにとっては便利なコマンドである。whoisコマンドには,いくつかの種類,バージョンが存在する。ここでは,Red Hat Enterprise Linux ES4が搭載しているjwhoisというコマンドをベースに解説する。
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