タグ

ブックマーク / xtech.nikkei.com (37)

  • 「“あのサービスを作った人”になりたかった」、伊藤直也氏

    ニフティでブログサービス「ココログ」を立ち上げ、はてなで取締役CTOを務め、グリーで統括部長としてソーシャルゲームを担当――。伊藤直也氏はネット業界では「naoya」として広く知られたエンジニアだ。その技術解説や講演は根強い人気を誇っている。現在はフリーランスで、ネット企業の技術顧問などを手掛ける。ネット業界のなかでも、最先端で活躍している伊藤氏に、自身のキャリアや信条などについて聞いた。 ニフティ、はてな、グリーとネット企業を渡り歩き、現在はフリーでネット企業の技術コンサルティングを担当していらっしゃいます。 最初から今のような技術コンサルティングの仕事をしようとは思っていませんでした。そのときに合わせて仕事の仕方を決めていたら、気付いたらこうなっていたという感じです。 グリーまでは普通に企業に所属していました。グリーをやめてから1年くらい何もしていなかったのですが、KAIZEN pla

    「“あのサービスを作った人”になりたかった」、伊藤直也氏
  • IT業界の人月商売、多重下請けがもたらす45の害毒

    私は自分のコラム「極言暴論」で、ユーザー企業のIT部門とITベンダーの問題点や課題を極言し、暴論してきた。だが、特にITベンダーあるいはIT業界の話を書くと、空しくなることがある。私が指摘する問題点は、ITベンダーの経営幹部なら随分前から自覚している。それでもITベンダーや業界は何も変わらない。 「極言暴論」の読者にも「以前に何度も聞いた話」とシニカルに受け止められてしまったりする。「このままでは日IT業界に未来は無い」と叫んだところで、「またですか」とオオカミ少年扱い。やはり“ゆでガエル”状態になっている人には、湯の温度が多少上がったぐらいでは危機感を持って受け止めてはもらえない。 それでもクラウドの世となり、ITベンダーを丸ごとゆでる湯の温度は急激に上昇している。今起こっているパラダイムシフト、パワーシフトは以前のダウンサイジングやインターネットの爆発的普及のときの比ではない。シス

    IT業界の人月商売、多重下請けがもたらす45の害毒
  • 技術者を襲う3年後の悲劇

    情報処理推進機構(IPA)が4月25日に公開した『IT人材白書2014』に並ぶ数字は、日IT業界の現状を鮮やかに映し出している。現状と言うよりも“惨状”と言ったほうがよいのかもしれない。多くのIT企業が、目先の巨大開発案件により生じた技術者不足への対応に懸命になる一方で、ユーザー企業の新たなニーズに応えられる人材の育成に無頓着であることが透けて見えてくる。

    技術者を襲う3年後の悲劇
    mad-p
    mad-p 2014/04/30
  • 80年代パソコン少年がプログラミング教育に思うこと

    最近、小中学生を対象とするプログラミング教育の議論が盛んになってきた。政府の産業競争力会議が2013年6月に発表した「成長戦略(案)」の中に「義務教育段階からのプログラミング教育等のIT教育を推進する」という文言があることも影響しているのだろう。 小中学生へのプログラミング教育に関してはその必要性の有無を含めて様々な意見があるだろうが、議論の際に忘れてほしくないと思うのは、「1980年代には誰に強制されることもなく、自発的にプログラミングに興味を持った子供が、全国津々浦々にたくさんいた」という事実である。 “たくさん”というのはどれくらいかと問われると、残念ながら統計的なデータは持ち合わせていない。ただ、80年代に筆者が小学6年生だったとき、同じクラスでパソコンを所有し、プログラミング言語「BASIC」をかじっていた人間は筆者を含めて4人もいた。小学校はごく普通の市立小学校だ。1クラス4人

    80年代パソコン少年がプログラミング教育に思うこと
    mad-p
    mad-p 2013/09/06
    ぼくがハマったのは70年代末~80年代前半で、ゼビウスもドアドアも出ていない時代だった。純粋にプログラミングやTTL回路が「万能」だったから、なんでもできて楽しかった。回りを見ても金儲け的発想は希薄だったよ
  • 第8回 広島の事件にLINEはどうかかわったのか、3つの視点で考える

    広島県呉市で若い女性の遺体が遺棄され、未成年者を含む男女7人が逮捕されるという事件が起こった。報道によると、スマートフォンなどで動作するメッセージアプリ「LINE」が事件のいくつかの場面で使われたという。このため「LINE」の文字を見出しに使ったセンセーショナルな記事が目に付く。 これまでスマートフォンが青少年にもたらす功罪について分析し、LINEをはじめとする各種サービスの使われ方を発信してきた筆者にとっても、非常に大きな意味を持つ事件となった。そこで今回は予定を変更して、この事件にかかわる問題を読み解くことにする。 今回の事件は、まだ全貌が明らかになっていない。私見を書く前提として、筆者が報道と個人的に収集した情報などから把握した全体像を整理しておく。 事件に関与したのは7人で、成人男性1人と未成年者の男女6人。成人男性と未成年者の一部は、ID掲示板と呼ばれているサイトで知り合ったよう

    第8回 広島の事件にLINEはどうかかわったのか、3つの視点で考える
    mad-p
    mad-p 2013/07/23
    システムがどうとかいう話とは別に、自分の子供にどう使わせたらいいかは考えると頭痛い
  • プライバシーエンジニアを育てよう

    危機感があったからです。意見書は2013年4月の論点整理と、6月の報告書案で2回出しましたが、まず言いたいのは、政府がパーソナルデータの利用や活用を言い出したとして、規制緩和だと誤解して浮かれる人がいることです。確かに一部は規制緩和ですが、別の一部は規制を強化して産業振興のためのエンフォースメントを目指しているのです。 案の定、誤った解説も出始めています。例えば、政府がビッグデータビジネスを後押ししているという趣旨のインターネットの記事では、弁護士の方が誤ったコメントをされています。携帯電話の位置情報データは個人情報と何が違うのかというインタビュアーの質問に、「性別や年齢層だけでは個人を識別できないので、個人情報保護法の対象である個人情報ではない」「政府は住所や氏名を排除した匿名化データの利用を促進しようとしている」と答えている。これは間違っています。 弁護士さえ誤った解釈をしているという

    プライバシーエンジニアを育てよう
  • Linus君がボクを後継者に指名した理由 - Gitメンテナー 濱野 純氏

    今やソースコード管理システムの標準となっている「Git」(関連記事)。作者のLinus Torvalds氏から指名され、メンテナーとして責任を負っているのが現在米国のGoogle社に勤務する濱野純氏だ。濱野氏に、メンテナーを引き継いだ経緯、Googleでの仕事などについて聞いた。 Gitコミュニティはどのように活動しているのですか。 体の開発は、デザインからコードレビューまで、すべてGitメーリングリストで行っています。最近のリリースには、それぞれ60人から80人程による変更が入っていますが、常に活動している主要な開発コミュニティ参加者、と言えるのは10人程度です。 開発者でない人たちで#git IRCチャネルとか、stackoverflowなどでエンドユーザーのサポートをしてくれる人たちの数はもっと多いと思います。この人たちも、Gitコミュニティの重要な仲間です。 Gitコミュニティ

    Linus君がボクを後継者に指名した理由 - Gitメンテナー 濱野 純氏
  • (3)エンタープライズITのID基盤は「認証連携」と「信頼」がカギに

    今や多くの企業が、スマートフォンやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)といったコンシューマ市場で普及したデバイスやサービスの活用を検討している。「コンシューマライゼーション」と呼ばれるエンタープライズITの潮流だ。 デジタル・アイデンティティ(ID)の分野でも、エンタープライズITが対応すべきコンシューマ発の概念が2つある。1つは「認証連携(フェデレーション)」、もう1つは「信頼(トラスト)」だ。 連載第3回では、2013年3月に開催したアイデンティティ技術のカンファレンス「Japan Identity & Cloud Summit 2013(JICS 2013)」のEnterprise Sessionの講演を紹介しながら、企業が効率的で安全な認証システムを構築するために、「認証連携」と「信頼」をどう活用すればよいかを解説する。 クラウド時代に重要性が高まる認証連携 エンタープライ

    (3)エンタープライズITのID基盤は「認証連携」と「信頼」がカギに
  • (2)アイデンティティ技術の最新動向を知る、OpenID Connectとその要素技術

    連載第2回では、次世代アイデンティティ技術の核となる「OpenID Connect」と、その要素技術・関連技術の最新動向について、仕様策定に関わるキーパーソンによる「Japan Identity & Cloud Summit 2013(JICS 2013)」の講演をもとに解説する。 オンライン上の信頼関係を支える「ルール」と「ツール」 OpenID Connectは、米OpenID Foundationが中心となって標準化を進めているID連携技術である。IDにひもづく認証情報や利用者の属性データを、利用者の同意のもと、2つの組織の間でセキュアかつスムーズに交換できるようにする。 こうしたID連携技術が生きる領域の1つに「トラストフレームワーク」がある。トラストフレームワークとは、IDを発行する事業者が互いを信頼し、お互いのID認証を認め合うことで、利用者が単一のIDやパスワードで複数のサー

    (2)アイデンティティ技術の最新動向を知る、OpenID Connectとその要素技術
  • (1)数千万~数億の顧客を抱えるネット企業のID戦略とは

    コンシューマサービスを展開するネット企業にとって、顧客の情報をどのように活用するかは、ビジネス戦略において死活的に重要である。一方で、活用の仕方を間違えれば、顧客が意図しない形で情報が流通してしまい、深刻なプライバシー侵害を引き起こしてしまう。 こうしたユーザー情報の適切な扱いを助けるのが、「アイデンティティ(ID)技術」と呼ばれるものだ。「インターネット経由でユーザーを認証する」「他サービスのIDで自社サービスにログインする」「企業間でユーザー情報を連携させる」といった機能を担う。 OpenIDファウンデーション・ジャパンと国立情報学研究所は2013年3月4日~5日、アイデンティティ技術のカンファレンス「Japan Identity & Cloud Summit 2013(JICS 2013)」を開催した。連載では、JICS 2013の中で注目度の高かったテーマ、すなわちネット企業のI

    (1)数千万~数億の顧客を抱えるネット企業のID戦略とは
  • OSSはGoogleの文化、公開するのは自然なこと - Mozc(Google日本語入力)開発チーム 小松 弘幸氏 工藤 拓氏

    人気の日本語入力システム「Mozc」。「Google日本語入力」のオープンソースソフトウエア(OSS)版だ。開発チームの中心メンバーは著名なOSSの日語処理システムの開発に携わってきた技術者たち。OSSとして公開するのは自然なことだったと語る。 小松氏:Google日本語入力は、我々2人の「20%プロジェクト」として始まりました。勤務時間の20%を、現在の業務とは別の研究開発に充てられるGoogleの制度です。僕は学生の時、PRIMEと呼ぶ予測入力方式の日本語入力システムをOSSとして公開していました。 工藤氏:私も学生時代、「MeCab」という形態素解析システムをOSSで公開していました。Google日本語入力の開発を始める前、私は、Google検索の「もしかして」機能を開発していて、誤入力から正しい言葉を推定する機能などが変換効率の向上に応用できると思いました。2人の技術と、Goog

    OSSはGoogleの文化、公開するのは自然なこと - Mozc(Google日本語入力)開発チーム 小松 弘幸氏 工藤 拓氏
  • [1]画面表示に10秒もかかる

    大規模サイトの性能改善作業とは、どういうものなのか。リクルートの中古車情報サイト「カーセンサーnet」を全面リニューアルした体験を基に、その実態をレポートする。新システムはオープン2カ月前の時点で、目標性能に遠く及ばないことが判明。最終的に、Linuxカーネルのある処理方式が性能劣化の原因だと分かった。 「ブラウザーの表示に10秒もかかる。処理できるアクセス件数も全然足りない。これでは話にならない」――。 2010年夏。中古車情報サイト「カーセンサーnet」の全面リニューアルで、性能検証を担当していた私はあぜんとした。リニューアルオープンを間近に控えながら、新システムの性能が遅すぎることが判明したのだ。 そこから私の2カ月にわたる苦闘が始まった。検証作業は連日深夜まで続き、性能試験の実施回数は約100回に及んだ。その中で、性能が出ない理由が一つひとつ判明していった。ファイル共有システム「N

    [1]画面表示に10秒もかかる
  • “営業というもの”の理解がSEを変える

    これまで数回にわたって、SEの販売・提案活動に関することを書いた。現役時代からずっと、日の「SEのあり方」と企業の「SEの扱い方」に強い疑問を感じていたからである。 事実、現在も多くのSEが「営業とSEの関係」で悩んでいる。特にSEが販売・提案活動に参画した時の悩みは大きい。筆者の時代もそうだったが、現在もSEからその類のグチを結構聞く。例えば「営業は売ればよいと思っているからSEがシステム開発で苦労する」とか「営業は技術が分かっていないから後でSEが困る」といった話だ。中には「実際は我々SEが売っているのに、営業はいい格好ばかりする」と言うSEさえいる。 このような声が出てくるのは、きっとSEと営業との関係がうまくいっていないからだと思う。IT企業にとっては深刻な問題である。生産性が下がるし、下手をするとお客様に迷惑をかけかねない。以下、読者の方への問題提起も含め、「SEと営業との関係

    “営業というもの”の理解がSEを変える
  • 南米発のツールがIT業界に与えるインパクト

    「プログラマはもう要らない」。大手物流会社のシステム子会社で新技術の社内展開を進めるマネージャーはこう言い切る。ここでいうプログラマとは、企業情報システムの開発プロジェクトでプログラムを作成する担当者を指す。ある開発ツールを検証したところ、こうした役割の要員は不要との結論に至ったというのだ。 このマネージャーは記者に対して、ツールを導入した場合の効果をこう語る。「様々な開発言語を知っていて、バグのないソースコードを24時間、延々と高速で書き続ける。そんなスーパープログラマを雇ったのと同じ効果が得られる」。 同社が検証したのは「GeneXus(ジェネクサス)」という開発ツールである。ご存知の方はまだ多くないかもしれない。一口に言えば、アプリケーションの自動生成ツールである。データ項目や画面、業務ルールといった設計情報をGeneXusの表記法で入力すると、ソースコードとテーブル定義情報を自動生

    南米発のツールがIT業界に与えるインパクト
  • [解説]Sun買収により,3年越しでMySQLを手に入れたOracle

    2009年4月20日(現地時間),米Oracleが米Sun Microsystemsを買収することで両社が合意した(関連記事)。買収により,データベース専用機という形でハードウエアに進出(関連記事)していたOracleはSunのサーバーとストレージ,約4万7000社というユーザーベースを手にする。 さらに,OracleはSunの持つGlassFishなどのミドルウエア群も手にすることになる。中でも注目されているのが,2008年にSunが買収したMySQLである(関連記事)。データベース最大手のOracleにとって,オープンソースのMySQLは事実上最大の競合製品であるからだ。 Oracleは2006年にMySQLの買収に失敗 Oracleは3年前の2006年にMySQLの買収を試みて失敗している(関連記事)。米メディアの報道によればMySQLOracleの買収提案を拒否。OracleはM

    [解説]Sun買収により,3年越しでMySQLを手に入れたOracle
  • 講座 セマンティックWeb概論

    セマンティックWebは、「Webの生みの親」と呼ばれる、ティム・バーナーズ=リー氏が1998年ごろから提唱している技術である。Webページに「メタデータ(意味情報)」を付与することで、コンピュータが情報同士の関連性を解析できるようにするものだ。セマンティックとは「データの意味」を指す。 セマンティックWebを現在のWebサイトやWeb関連サービスに適用すると、Web上にある膨大な情報をより有効に利用できるようになる。いま私たちが生きているWeb2.0世代の特徴は、ネット上の情報はすべてフラット(等価)に扱われる点だ。既存の大手マスメディアや規模の大きい組織からの情報発信が中心だったWeb 1.0世代に比べ、Web 2.0世代は個人が気軽に情報の発信者になれるため、情報は幾何級数的に増えている。 だが、この「情報氾濫」が、ユーザーの混乱を引き起こしている。自分にとって有用な情報を的確に入手す

    講座 セマンティックWeb概論
  • Web体感速度を劇的に速める「Google Chrome」の狙いとは

    グーグル法人は2008年9月3日,同社の開発したオープンソースのWebブラウザ「Google Chrome(以下,Chrome)」に関する記者説明会を開催。同製品の特徴や開発の意図について説明した。米グーグルChromeの開発を担当するライナス・アプソン エンジニアリングディレクター(写真1)は,「Chromeグーグルにとって,力を入れて開発してきた非常に重要なリリース。目指すシェアについてはコメントできないが,“ベストなプロダクトを出し続ければ,成功する”というのがグーグルのやり方。いずれ何百万人ものユーザーに使ってもらいたい」とChromeへの期待を示した。 アプソン氏によると,Chrome開発には大きく三つの意義がある。具体的には,(1)ユーザー・エクスペリエンスの向上,(2)開発環境の改善,(3)オープンソースへの貢献――の3項目である。この3点を通じて,Webブラウザの世

    Web体感速度を劇的に速める「Google Chrome」の狙いとは
  • 「マスゴミ」と呼ばれ続けて:ITpro

    ここ数年,筆者は友人たちの間で「マスゴミ」と呼ばれ続けている。 具体的にはこうだ。 筆者「最近,△×が流行ってるよね」 友人A「どうせお前らマスゴミの情報操作だろ」 筆者「…」 友人B「何か凶悪事件が起きるとすぐにネットやゲームのせいにする。これだからお前らマスゴミは」 筆者「…」 筆者と友人は敵対関係にはない。筆者が特別横柄な態度を取っているわけでもない。彼らはITの最前線で活躍しているということもあり,仕事絡みの情報収集も含めて,よく話すし,よく飲む。普段は普通の友人たちだ。ただ,彼らが抱くマスコミに対する不満につながりそうな話に差しかかると,いつもこうなる。 昨今,毎日新聞の英語版サイト「毎日デイリーニューズ」が低俗記事を掲載し続けていた問題が批判されている。こうしたマスコミの不祥事の際は仕方がない。同じマスコミの人間として,襟元を正すべきいい機会だ。心して耳を傾ける。 しかし,責任

    「マスゴミ」と呼ばれ続けて:ITpro
  • 第8回 「Microsoftのバグ」との戦い

    朝,出勤中に車で橋を渡ります。早起きして車を降りて,この橋で日海をボーっと眺めながらコーヒーを飲むのが私のリフレッシュ法。ありきたりですが,この業界にいるとこんな自然とのふれあいが力をくれるものです。こんな感じでSHIHOのヨガDVDも買って,すっかり浮世離れを気取っている私です。情けない。。。 題名に気をつけていただきたい。「Microsoftのバグとの戦い」ではない。「Microsoftのバグ」との戦いだ。つまり「これはMicrosoftのバグだ!」という言いがかりとの戦いである。こう聞くと,「あぁ,駄目エンジニアとの戦いか」と思うあなたは,きっと高スキルエンジニア。そういう人ばかりだと助かる…わけではない。なぜなら,「これ,Microsoftのせいでしょ」と言いがかりをつけるのは,現場ではそれなりに権威のあるエンジニアであることも多いからだ。 今回はこの辺のMicrosoftへの言

    第8回 「Microsoftのバグ」との戦い
  • ニコニコ動画の1万人生中継,舞台裏での技術者の奮闘

    生放送技術研究,生中継サーバー,プレイヤーFlash(バージョン1)を担当したドワンゴ 研究開発部の糸柳和法氏 [画像のクリックで拡大表示] Webアプリケーションや生放送プレイヤーFlash(バージョン2)を開発したドワンゴ 研究開発部 杉谷保幸氏。ニコニコ動画モバイルの開発も担当した [画像のクリックで拡大表示] ニコニコ動画は2008年7月4日,ユーザー2000人が集まり夏野剛氏と西村博之氏が登壇したイベント「ニコニコ大会議」を1万人に生中継した。ニコニコ動画を運営するドワンゴでは「Flashによる1万人への生中継は世界でも例がない」という。この1万人への同時配信を,同社の技術陣はどのように実現したのか。 「Flashでの1万人生放送は他に例がない」 「生中継は,録画した動画の配信よりも先にあったアイデアだった」と,ドワンゴ 執行役員研究開発部長 千野裕司氏は言う。動画にコメン

    ニコニコ動画の1万人生中継,舞台裏での技術者の奮闘