新型コロナウイルスに感染して入院しても回復する患者がほとんどで、各国からは、回復した患者の経過が相次いで報告されています。 男性は入院したあと、39度を超える熱やせきが出たため、解熱剤やたんを取り除く薬で対応していましたが、肺炎の症状が出たため、酸素吸入やエボラ出血熱の治療用に開発が進められた薬で対応したということです。このあと男性の症状は大幅に改善し、呼吸などはほぼ正常に戻ったとしています。 また、カナダのトロント大学などのグループがイギリスの医学雑誌に報告した、発熱とせきの症状が出て感染が確認された56歳の高血圧の男性のケースでは、肺炎の症状もありましたが、発熱が断続的に5日間続いたあと熱は下がり、退院したということです。 さらに、タイの大学の医師らがアメリカの医学雑誌に報告したバンコクの51歳の男性のタクシー運転手が中国人観光客から感染したとみられるケースでは、発熱やせきなどの症状が
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