東京オリンピックの開幕や4連休を前に、新型コロナウイルス対策について助言する厚生労働省の専門家会合が開かれました。感染が急拡大している東京を中心とした首都圏だけでなく、関西など多くの地域で感染者数が増加傾向になっているとして、これ以上の感染拡大を防ぐために22日からの4連休を含め、夏休みは家族などふだん会う人と自宅で過ごしてほしいと呼びかけました。 21日開かれた専門家会合では、現在の感染状況について「東京を中心とする首都圏だけでなく、関西をはじめ、多くの地域で増加傾向になっている」と評価し、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出されているにもかかわらず各地で感染者数が急速に増加していると指摘しました。 地域別にみると、東京都では、繁華街などでの夜間の人出は緩やかな減少が続いているものの、急速な感染拡大が続き、20代から40代が感染者の多くを占めています。 入院や入院調整中の人の数は増加傾