ノーベル経済学賞受賞者の最新作。 「これ以上、時宜にかない、しかも、希望に満ちた本を想像するのは難しい」 ロバート・パットナム(ハーバード大学教授) 「経済が繁栄し、株式市場が急騰するかげで、低学歴者が不可視化され、何十万もの死がもたらされていることを明らかにしている」 アトゥール・ガワンデ(ハーバード大学教授) 「あらゆる市民が読み、議論すべき書だ」 マーヴィン・キング(元イングランド銀行総裁) 「過去半世紀に、さまざまな生き方が、どのようにして擦り切れ、そしてバラバラになってきたか、さらに、アメリカの能力主義がいかに残酷かを書き尽くそうとしている」 ジョシュア・シャフィン(『フィナンシャル・タイムズ』紙) 「本書は2014年夏、モンタナの山小屋で生まれた。私たちは毎年8月になると、ヴァーネイ橋が架かるマディソン川が近くに流れる集落で、マディソン山脈を眺めながら過ごすことにしている。私た