NASA(米航空宇宙局)のジェット推進研究所がこのほど、火星探査機「Opportunity」のカメラがとらえたパノラマ画像を公開した。「直接火星で見るのに次ぐ」ほどの画像という。 Opportunityによるパノラマ画像 Opportunityのパノラマカメラが撮影した817枚の画像を組み合わせて360度の画像にしたもの。探査機を取り巻く地形の様子が分かり、探査機が残したわだちも見える。撮影は2011年12月21日から2012年5月8日の間「Greeley Haven」と呼ばれる露出岩石で行った。探査機は2004年からミッションを遂行しており、その間にソーラーパネルなどに積もったちりも見える。 パノラマ画像は2万3096×7981ピクセルで、Webからダウンロードできるか容量は13.79Mバイトとかなり大きい。地形の違いを協調するため、色は実際とは違ったものになっているという。マウスで回転
![「直接火星で見るのに次ぐ」すばらしさ 探査機による壮大なパノラマ画像](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0a2f4f1e5a70bb21ec24a7cc54ae904c06ef6c3f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnl%2Farticles%2F1207%2F09%2Fl_ah_mars.jpg)