胃もたれやムカムカ、吐き気といった症状のある「逆流性食道炎」がネット上で話題に。近年は若年層にも増えているといいますが、その原因や症状、治療法とはどのようなものでしょうか。 ネット上で先日「逆流性食道炎」が話題となりました。その症状としては「胃もたれやムカムカがある」「吐き気が突然来る」「のどが焼けるように痛い」「長期間症状が続く」などがあるといい「近い症状あるけど、病院に行くタイミングがわからない」「治療法はあるのかな」など、さまざまな声が上がっています。近年、若年層でも発症が増えているという逆流性食道炎について、医師の市原由美江さんに聞きました。 食べ物や胃液が食道へと逆流するQ.逆流性食道炎とはどのような病気でしょうか。 市原さん「胃の中の食べ物や胃液が食道に逆流することにより、食道の粘膜がただれたり、潰瘍(かいよう)ができたりする病気です。典型的な症状は、胸焼けや口にすっぱい胃液が