中国から海外に移り住み、中国政府に批判的な主張をしている民主活動家や少数民族の人たちがみずからや家族に対する監視や脅迫などの被害を各地で訴えていることが、世界各国の記者でつくる団体の調査でわかりました。 調査では、中国当局が関与する国境を越えた弾圧「越境弾圧」だと指摘したのに対し、中国政府は「ねつ造された根拠のない非難だ」と反発しています。 この調査は「ICIJ=国際調査報道ジャーナリスト連合」がとりまとめ、日本時間の28日午後、公表しました。 それによりますと、今回の調査では、中国や香港から海外に移り住み、中国政府に批判的な活動や主張をしている人たちがみずからや家族に対する監視や脅迫などの被害を受けたとする証言やそれを裏付ける証拠、中国当局のものだとする内部文書などをもとに各国での実態を検証しました。 その結果、被害を訴えている人は、アメリカやイギリス、ドイツなど23の国と地域で合わせて
