選択的夫婦別姓制度を望む声が高まっている。全国で陳情があがり、すでに110もの自治体から国へ意見書が送られている。 一方で愛媛県では選択的夫婦別姓を求める請願に対して森高康行県議が「安易な選択的夫婦別姓は犯罪が増えるのではないか」と発言し、物議を醸した。 なぜ別姓婚の採用が犯罪に繋がるのか。根拠となるデータは見当たらず、誹謗中傷に近い。しかしそうした意見は、改革にはついて回るものなのだという。 では実際に選択的夫婦別姓を導入したら、行政の仕組みはどうなるのか。本当に犯罪は増えるのだろうか。全国で最年少市長として当選し、次々と新しい取り組みに挑む千葉市長の熊谷俊人氏に話を聞いた。 千葉市長・熊谷俊人 1978年生まれ、神戸市出身。2001年早稲田大学政治経済学部卒業、NTTコミュニケーションズ株式会社入社。2007年5月から2年間、千葉市議会議員を務め、2009年6月、千葉市長選挙に立候補し
![夫婦別姓でも社会は混乱しないことを証明する。千葉市熊谷俊人市長に訊く、実現可能な「選択的夫婦別姓」 - wezzy|ウェジー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eb154f12f7ec195b33ff2acaab20c312ae2a133f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwezz-y.com%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F04%2F200305_wezzy-kumagai_0067big-min.jpg)