プロ野球12球団は1日、臨時実行委員会とオーナー会議を開き、TBSホールディングス(HD)から横浜ベイスターズの買収を決めた交流サイト運営大手のディー・エヌ・エー(DeNA)の球界参入を承認した。 臨時実行委員会では、反対を表明している楽天以外に承認を反対する球団は出なかった。オーナー会議でも参入が承認される4分の3以上の同意を得た。 球団譲渡は04年オフにソフトバンクが福岡ダイエーホークスを買収して以来のこととなった。 セ、パ両リーグが30日に都内で開いた臨時理事会でセは「(参入に)強く反対する球団はなかった」(中日・佐藤良平球団代表)と、承認で見解が一致。楽天が反対するパは方向性を示していなかった。 今後、宙に浮いた状態の監督人事をはじめとする組閣を進めることが急務。すでに横浜OBの工藤公康氏を監督候補として一本化しており、GMには日本ハムのフロントで腕を振るった前ヤクルト監督