[読了時間: 3分] ライフスタイルの欧米化が進み、米食中心からパンやパスタなど小麦由来のものや乳製品などのアレルギー物質を採る機会が増えたことから今、成人の食物アレルギー発症が急増している。 この食物アレルギー、子供時代に発症するのと大人時代に発症するケースとではだいぶ違うといわれている。乳幼児の場合、消化機能の発達とともにアレルギー反応が減る事が多いが、成人で発症する食物アレルギーは、一度発症すると治りにくく生涯続くケースも少なくないといわれている。 患者も10年前に比べて約2倍に増加。幼稚園や小学生の約7%が給食においてアレルギー除去食を食べており、30人学級ならクラスの1〜2名が除去食を食べている計算だ。除去しないレベルを含めると日本人の10人に1人はなにかしかの食べ物アレルギーをもっているといわれているが、解決するためのサービスがまだまだ少ない。 予防医療を生活習慣から根付かせた