三菱ふそうトラック・バスは8日、国内商用車業界で初めて、営業スタッフを対象に営業ツールとして『iPad』を導入すると発表した。 同社では、2011年に策定した新経営ビジョン「FUSO 2015」の活動の柱である、「顧客満足向上」に向け、顧客と営業スタッフとの新たなコミュニケーションの在り方を模索。今回、iPadを導入することで、顧客ニーズへのスピーディな対応とともに、営業スタッフの持つ情報の質および、提案力の向上を図る。 第1段階では、製品カタログ、各種マニュアル類、各種書類の電子化を実施。商品プロモーションビデオの映像やグラフ等を活用した商談活動や、タイムリーな情報提供を展開していく。また、ペーパーレス化によるマニュアル類の軽量化効果も見込んでいる。 同社では今後、タブレット端末を活用したコミュニケーションの可能性を拡げるため、専用システムの構築を進めていく。 《纐纈敏也@DAYS》