お仕事用の本を読了。ホントは去年買った本なのだが必要な時期に届かず今年度回し。これを買ったのは、ジル・ジョーンズ&クレア・ウォーレス『若者はなぜ大人になれないのか』という本があるが、この本の続きにあたるような議論を知りたいと思ったからだ。広田照幸『教育』(岩波書店)で紹介されていた。ちょっと古い本なのだが、私のようにここら辺の知識を教養的に仕入れたい人間にとってはとても参考になった。もちろん、日本でこの話がそのままあてはまるわけではないのだが、日本の状況を考える比較対象としていまでも使えるんじゃないだろうか?誰か訳せばいいのに。簡単に流れを紹介してみよう。 まず、その『若者はなぜ大人になれないのか』だが、タイトルだけ見るとありゃりゃという感じで、またイマドキノ若者は幼稚で云々とかいう話がでてくるのかと思ってしまうのだがそんなことはない。原題は、Youth, Family and Citiz
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