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ブックマーク / nitchimo.s41.xrea.com (2)

  • 直ぐと真っ直ぐ

    現代日語で「直《す》ぐ」と書けば、「時間や距離の離隔の僅少な様」とでも謂った意味の副詞として諒解されるのが普通である。つまりは「これ直ぐ頼むわ」とか「直ぐに判るさ」とか「その店なら直ぐ眼の前ですよ」とか「直ぐ隣に在った」とか謂った用法に於ける「直ぐ」である。 さて、日語には接頭辞「真」が在る。望ましい状態や純粋な状態を強調する際に前置される語であり、例せば「真っ正直」「真っ暗」等が挙げられ、この「真」を「直ぐ」に前置すれば、「真っ直ぐ」となる。 「真っ直ぐ」の意味を一言で表せば「少しも曲らない様」あたりが妥当な所か。何にせよ、「時間や距離の離隔」を云々する概念ではなく、いくら「直ぐ」を修飾しても「真っ直ぐ」には繋がらず、要するに先述の「直ぐ」とは殆ど関係が無い言葉に見える。だが、実際には勿論無関係ではない。「直ぐ」とは、「『真っ直ぐ』な様」を表す語でもあるのだ。第一、さにあらざれば、語

  • 不思議の國のアリス - 眞名式

    不思議の國のアリス "certain" age の子供たちへ 原文は「The Annotated Alice The Definitive Edition」(W.W. Norton & Company)に據る。 序詩の譯にはもう少し時間が要る。 殆どただの直譯。 目次 第一章:兔の穴の底へ 正字體・歴史的假名遣版 常用字体・現代仮名遣版 第二章:なみだまり 正字體・歴史的假名遣版 常用字体・現代仮名遣版 第三章:政策論走と長いお話 正字體・歴史的假名遣版 常用字体・現代仮名遣版

    mhrs
    mhrs 2005/11/21
    邦譯。「正字體・歴史的假名遣版」と「常用字体・現代仮名遣版」の二種類が用意されてゐる。
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