正字正かなを之から勉強してみたいと云ふ人向けに、参考となる書籍を御紹介します。現在、比較的に入手し易いものに厳選してみました。以下の参考書が揃つてゐれば、正字や正かなの表記で迷つた時でも大概の事は解決します。 『私の國語教室』 福田恆存著、2002年、文春文庫(ISBN:4167258064) 「当用漢字」や「現代かなづかい」に対する批判の書です。現在の日本語表記が如何にして作られたのかを知る事が出来ます。正仮名遣を修得したい人向けには、第三章「歴史的かなづかひ修得法」と、第四章「國語音韻の變化」と、第五章「國語音韻の特質」とを重点的に読まれる事をお薦めします。特に、古来仮名遣として問題とされて来た「ハ行転呼音」や「いゐ」「えゑ」「おを」の書分けや、「じぢ」「ずづ」の四つ仮名の書分け等について、語例を引いて叮嚀に解説してゐますので、正かなを勉強したい人には必読です。 又、「当用漢字」や「現
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