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2010年8月20日のブックマーク (3件)

  • ゲーツ長官による国防改革 - グローバル・アメリカン政論

  • 失業に関する考察 - 元官庁エコノミストのブログ

    従来からこのブログで主張している通り、経済政策のターゲットとして最も重視すべきは雇用だと私は考えています。働く意思と能力ある国民すべてに decent な雇用が確保されれば、成長率やインフレ率や、ましてや、貿易収支な財政収支などは少々目をつぶってもいいとさえ考えています。しかし、2008年後半の Great Recession から再び急速に失業が増加しています。今夜のブログでは簡単に我が国の失業の現状について考えたいと思います。 まず、下のグラフは1973年以降の完全失業者数の推移です。グラフから明らかな通り、1990年代初めのバブル経済崩壊からグングンと失業者数が増加しているのが見て取れます。今世紀に入って、長かった第14循環の景気拡大期に失業者数はかなり減少しましたが、昨年2009年には再び大幅に増加し、2010年6月統計ではほぼ350万人に上っています。 統計的にはそれほぼ明らかで

    失業に関する考察 - 元官庁エコノミストのブログ
  • RIETI - 参議院選挙と農政

    今回の参議院選挙での各党の政策を比較検討してみよう。 今年度から導入される「戸別所得補償政策」は、米生産はコスト割れしているので、コストと米価の差10アール当たり1万5000円を、零細兼業農家を含めほとんど全ての米農家に支払うというものだ。しかし、コスト割れしているのなら、農家は生産を継続できないはずだ。コストが米価より高い理由は、肥料、農薬など実際にかかった経費に、勤労者には所得に当たる労働費を農水省が計算して加えた架空のコストだからである。農水省の統計でも販売収入から経費を引いた米農家の農業所得は、零細な兼業農家が多いので平均では39万円だが、7~10haでは440万円、20ha以上では1200万円となるなど、実際にはコスト割れしていない。 米価が低下すると戸別所得補償は増額され、この架空のコスト水準での農家手取りは常に確保される。逆に米価が上がっても、戸別所得補償は減額されない。つま