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2010年11月25日のブックマーク (2件)

  • “A punt too far”

    日のFTの記事の見出しです。こういう見出しを作らせたら英米人にはなかなかかなわない。この見出しはもちろんA Bridge Too Far (遠すぎた橋)という映画のタイトルに引っ掛けたものですが、たまたまアイルランドとニュージーランドのラグビーのテストマッチがあることにちなんで、ラグビーのpunt(パント:キックによる飛球)にも掛けたものです。さらに言えば、puntはユーロ発足前のアイルランドの通貨単位の呼び名でもあり、そのことを揶揄している意味合いも強く出ていて、なかなか秀逸ですね。もっと言えば、映画「遠すぎた橋」ではノルマンジー上陸後の英米連合軍のマーケット・ガーデン作戦の失敗(補給路が伸びすぎたことに加え、情勢判断を誤った)を扱っており、自分らの過去の失敗を引き合いにアイルランドの失敗をいたぶるというなかなかシニカルな記事になっております。同時にこのマーケット・ガーデン作戦が英米連

  • インサイダーとアウトサイダー~The Economist 日本特集(4/10)~  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年11月20日号) 日の名高い企業文化は、減少する労働人口と知識集約型経済には適していない。 公共交通機関を使って移動すると、日は地球上で最もネットワーク化された国の1つのように思える。40代以下の乗客の多くは、人の肩に寄りかかって眠っていない時は、一心不乱に携帯電話のボタンを操作している。 彼らには非常に広い交友関係があると思ってしまうが、東京大学で労働経済学を教える玄田有史教授は、彼らの多くはひたすら、ごく少数の親しい友人や家族に携帯メールを打ち続けているのだと言う。一握りの人とこれほど強い絆を維持することは、その大半が親しいとは言えない大勢の「フェイスブック友達」とつき合う欧米流儀とは大きく異なる。 このような強い人間関係は、強固に結びついた日企業にも反映されている。中には創業来、身内主義が徹底している企業もある。例えば、三菱商事は1870年に日