「あるある」捏造、毎日の「ネット君臨」、「柳沢発言」報道…。 近頃、マスメディアの権威・品質の瓦解が著しい。 日本が社会経済システムとして、もう一歩成長するにはメディアの自由化(=情報流通の自由化)が必要不可欠だが、新聞族のドン・中川秀直氏が自民党の幹事長に収まっていることもあって、その日はまだ先だろうと思っていた。 …が、最近は案外近いような気もしてきた。 というのは、ブログや2ちゃんねるなどのCGMメディアをみてみると、あまりにも既存マスメディア側の「空気の読めなさ」っぷりが目立ちすぎてしまっているからだ。 もちろん、特定のマスメディア(例えば朝日新聞やTBSなど)の論調を企業単位で攻撃する批判は前々からあったが、最近はそれだけではなく、マスメディアの構造的な欠陥が広く認知され議論されるようになっている。新聞で言えば再販制度(wikipedia)や特殊指定(wikipedia